アーユルヴェーダQ&A(１６)

本日のアーユルヴェーダQ&Aです👇

〈アーユルヴェーダを学ぶ上での不明点〉

❓三位一体について❓

チャラカサンヒターには
精神　我　身体とかかれていますが、
これは日本でいう
mind soul body
ということで合ってますか？
soul(魂)にあたるのは、どれのことだろうか、と。

👉Answer:
「三位一体：アートマ（魂）マナス（心）シャリーラ（身体）のことですね。
　健康はこの３つの側面から考えなけらばならないです。
　
　ドーシャ、ダートゥ（細胞組織）、マラ（排泄物）も三位一体と言われますが、
　健康は、この３領域が各自バランスがとれていることです。反対に、この３領域が不均衡だと病を引き起こします。」

❓サフタダートゥについて❓

ラサが作られるときに、粘液も作られるというのは、同じ工程で作られるという解釈で合っていますか？

👉Answer:　ダートゥとは細胞組織のことです。サフタとはサンスクリット語で７を意味します。
細胞組織は７つあり、各細胞組織が順番に精製されながら生成されるという論がアーユルヴェーダの学者たちの中で最も支持を得ている論になります。
　ちなみに、こうした細胞組織の生成過程のことを、「ダートゥポーシャナ」と言います。

ダートゥポーシャナの概念を簡単に説明すると、

食べ物（アーハーラ）
↓
アーハーララサ（摂取後よく噛んだ後、食べ物が胃の中で粥の状態になったもの）
↓
ラサ（血しょう）
↓
ラクタ（血液）
↓
マーンサ（筋肉）
↓
メーダ（脂肪）
↓
アスティ（骨）
↓
マッジャー（骨髄）
↓
シュックラ（精子）
↓
オージャス

というように７つの細胞組織（サフタダートゥ）は作られます。
粘液は、カファですので、ダートゥではないですが、
アーハーララサからラサが作られる時に、カファがラサの不純物として発生します。

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