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Ayurveda-人生を創造する

チャラカ・サンヒターというアーユルヴェーダの古典書にはその定義をこのように述べている。

アーユルヴェーダは、有益な人生と無益な人生、幸福な人生と不幸な人生、
人生にとって良いことと悪いこと、寿命の長さ、そして生命の本質を取り扱う。

チャラカ・サンヒター総論30-26

アーユルヴェーダはWHOでも認められている、れっきとした「医学」です。

その目的は、
1.健康な人の健康を守る
2.病人の病気を治す
という2本柱なのですが、真の目的はもっと先にある。


定義にも何度も出てくる「人生」。

この肉体をまとって生まれた今生での自分の「人生」とは何ぞや?

自分のこの外見、体型、身体の生理機能、行動や精神的な特徴…

どうしてこのスペックを持って生まれてきたのか。
どんな役割を果たすために生まれてきたのか。

それにはすべて意味があり、自ら決めて生まれてきている。

それならばそのスペック=能力を最大限に開発して使いこなし、
自分のこの人生を生ききるためには、
それには心身が健やかであることは大前提であるからこそ、
「さっさと問題は解決して、魂で生きろ」と言っている(雑)のがアーユルヴェーダ。

もちろんカルマというものがあったり、病気などを選んでくる魂もあるけれど、本来与えられた寿命をまっとうするには、想定しない不調、汚れは溜まる前に取り除いていけばいいし、溜めないようにすればいい。

そのためにあるのがアーユルヴェーダなのです。

うまく使いこなして、人生軽やかに、創造していこう。

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