SDGsについて理解する(2)

日本がSDGs達成度17位なのは低いのか?

SDGsのそれぞれのスコアを達成する事を目標にするのではなく、目標の設定がどの国にとって意味があるのか思考的背景を理解しないと、根本的名解決につながらないので、まずはそこを紐解きたいと思います。

2019年7月に発表されたSDGsの達成状況を見ると、日本は15位。20位内にはほぼヨーロッパの国々です。※2030年の世界地図帳P.280参照

これは、SDGs自体がヨーロッパにとって有利なルールである事をものが立っています。これを読んで思い出したのは、よく耳にする「幸せ度ランキング」です。

「幸せ度ランキング」も、ヨーロッパ式の幸せの尺度に基づいて測定されているから、日本は低いのは当たり前と言う記事を読んだ事があるので、(例:日本や中国は「運が良い事」についての幸福度が欧米より高い等、だいたい、幸福度ではなく原型はwell beingだから、何のランキングかの理解自体ズレがあるみたいです)順位が低い事に対して、落胆する必要は無いのはすごく理解できます。

SDGsの背景にあるのはヨーロッパが主導する2つの大きな動きです。
1)2006年の「責任投資原則(PRI)」(イギリス発)
2)2015年のパリ協定(フランス発)
今後、世界の国家と世界はヨーロッパ的な価値観のと、その活動をヨーロッパに有利なシナリオのもとに規制されることを予め理解しておくと良いと思います。


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