大きい石じゃなくて細かい石で瓶をいっぱいにしたい

むすめのダンスWSを受けに隣の県まで行ったならば、思わぬサプライズが待ってくれていた話

通っているダンススクールの先生が組んでいるチームがあり、
先生方が独自に開催しているWSに
誘っていただき今回2回目。

今回は前回と変わり電車にて。

流れは、起きていた。

信号が道を開けてくれるようにするすると。
【普通】ではあるけども、昨日は異常な程。
満車表示されていた駅駐車場、とりあえず入る。
『今、4階か5階、車出始めたもんでちょっとその辺りで探して停めてください』
と、言われたが
まさかの2階ベストポジションスペースが
ちょうど空いていたり（2階が駅との直結通路）

そのおかげで、移動が短縮。
予定より一本早い電車にすんなり乗れ、
しかも軽やかに座れ、乗り換えもすんなり。
天気も良好。風も気持ち良い（暑いけど）


が、スタジオに着いたらばなぜか先生方の姿がなく。
その代わり保護者の方が引き渡せず
数名待っていらっしゃる。
あれ、今日で合っていたよね？
一瞬不安がよぎったその時だ。

その保護者のひとりと目が合う

あれ、あれ、二度見しちゃう
目が合っているあの人、、
目が離してはダメと言ってる。

そう、まさかの4年ぶり以上の知人に偶然再会したのだ。
もちろんお互い今日のことは知らないし
連絡をとったのは2018年が最後だと思う
（メッセンジャーの履歴によると）

なんとなくだけど
当時お互いに波が合うなとは思っていたけれど
基本的には仕事上でのお付き合いだった方

久しぶりに会えても
壁をシャッと作りがちなわたしが
とてもナチュラルに話せたことが
またびっくり。

そのあと、無事に引き渡せ、
近くの公園まで案内してもらって
カフェはこことあそこにあって
図書館にこんな本あるよーなんて教えてもらえたので（彼女にとっては馴染みの場所だったのだ）
最終目的は図書館で勉強だったが
せっかくなので暑いけども！公園散策。

暑いのが（しつこい）辛かったけど
すっごく魅力的な公園というか植物園！だ。
バラ園もあれば、温室もあったり。
多分ハスもあるんじゃないかな。
高木と低木たちが風と共に奏でる音楽に
カラスがまた音を奏でる。
汗かきながらも耳を傾ける。

歩き続けると風鈴たちに遭遇
存在が涼しい。
思わず5分は滞在してしまう。
なぜか風鈴の紙のところが葉っぱになっているのはあえてなのかなー？取れちゃったからかなー？
なんて思いながら。

2時間後にお迎えがてら
子どもたちの見学に行ったらば、たまたま今日のWSは少人数で、ほぼ先生方がマンツーマンで教えてくださっていた。
更にグループに分かれてひとつの
ナンバーを制作していた。ラッキー！
（ナンバーで合ってますか？）

そして先程の友人の子と、我が子は
同じチームで切磋琢磨していた。
（もちろん先生方は知らない）
ちなみに2人はそれぞれ別のダンススタジオで
同じ先生から習っていた。

実は少し前にFacebookにて
過去の写真が上がってくるシステムのもので
彼女と数年前に撮った写真が上がってきて
『元気かな？』くらいに意識していたけれど

今日ここで会えるなんて思ってなかったなぁ。

本当に
家を出る時間から、信号
乗り物の選択
駐車場の空き
電車の時間
いろんな一瞬の連続がなかったら
クラス前に会えなかったし

そうしたら、
公園での過ごし方はまた全然違っていただろう。
暑いからってすぐに図書館に行っていたと思う。

図書館でおすすめのコーナーに行ったら
規模はいつも行く図書館の方が大きいが
読みたい分野の本が本当に種類が豊富で、
混んでいるにも関わらず
机がたまたま一卓空いていたのでゆっくりと
集中もできた。

子どもたちを待つ間も
真面目に話して
お互いの存在に感謝できた。

我が子は本当珍しく
ダンスの後に　『今日めちゃくちゃ楽しかった！』と何度も話してくれた。

いつものレッスンの後は
今日も難しかったーけど、頑張った！くらいの感じだったのだけど。

おそらく、自分たちで振りを考えたり
構成したりもさせてもらえたようで
体も心も存分に使ってきたようだ。

今日は暑さに疲れたのでなんて言い訳、
駅のスーパーでちょっと贅沢めなお弁当に。
むすめは感激、わたしは楽できて感激。

今日も楽しかったー！と
大きい石をボンッと瓶に入れるのも
悪くはないのだと思うけれど

もっともっと石を細かく見ていく
そしたら、奇跡って実はたくさん
起こっていることに気付けるようになる。
24時間365日から得られるものは
まるで変わる。

できるだけ毎日のささやかな奇跡から
ちゃんと感じられる
自分でい続けると

奇跡の質も上がって
体験も進化してくる。
それが、面白い。

ただ、それに気付ける体質の【自分で在ること】
ここがとても大切だと思う。