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アラサーの疲れた脳にぶち刺さる「aespa」のスルメ曲

スルメ曲。それは噛めば噛むほど旨味が溢れるスルメのように、聞けば聞くほど魅力が滲み出てくる中毒性の高い曲のことを指す。

そんなスルメ曲を多発し、私を虜にしているのが、韓国のアイドルグループ「aespa(エスパ)」だ。

aespaは、韓国の大手プロダクション・エスエムエンターテイメントが生み出したイケイケのギャル集団だ(語彙力)。2020年にデビューした4人組で、なかには日韓ハーフのジゼルもいる。さすが大手事務所!と言いたくなるほどの顔面の美しさも人気の理由だ。

今年5月に日本公式サイトとTwitterアカウントが開設され、8月には日本初のショーケースが控えている。さらに単独イベントの後には事務所ライブ「SMTOWN LIVE」も。彼女たちのパフォーマンスを直接見る機会はこれからどんどん増えていくに違いない。海外でも注目されており、今もっとも勢いのあるグループといっても過言ではないだろう。


そんなaespaの魅力はとてもひと言ではいい表せない。力強いパフォーマンスに、唯一無二の存在感、そして独特な世界観を表現できる個々のポテンシャルの高さ。デビュー曲のMVを見ると、歌唱力があるうえに、ダンスのスキルも高いことがわかる。

そして何より「私たちが最高」「今一番イケてる」と言わんばかりの芯の強さを感じられるパフォーマンスが最高だ。仕事と人間関係に疲弊し、「言いたい事も言えないこんな世の中じゃPOISON」的な毎日を送っているアラサーの脳にぶち刺さってくる。

決して大衆受けする曲を歌わない彼女たちだけど、その力強いパフォーマンスからは「わかる人だけついてきたら」という潔さも感じられる。はじめはとっつきにくい印象の曲が多いのだが、なぜか耳にいつまでも残り、最終的には「この曲を聞かないと落ち着かない」という禁断症状まで出てくる中毒性の高い曲ばかりだ。

少し楽曲を紹介しよう。

この曲は映画「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」のサントラをリメイクした曲らしい。「I'm on the next level」と歌いながら、クールな視線を投げかけてくる彼女らに惚れそうだ。韓国最大音源サイトMelOnの「24 Hits」チャートでは、あのBTSを抑え首位を獲得した曲でもある。

何度聞いたかわからないほどリピートした「Savage」。個人的にこの曲が一番ツボだ。「I'm a killa」の低音ボイスから始まるこの曲がカッコ良くないわけない!

※「killa」とはスラングで「最高」とか「ヤバい」とかの意味があるらしい。「私はヤバいくらい最高」という意味?

かと思えば、先日公開された新曲「Life's Too Short」のかわいさよ! 振れ幅どうなってんの? 「揺るがない 誰に何を言われようが構わない いつものように気の向くままに」と歌う彼女たちの尊さよ。歌詞を見たらまたさらに好きになった。もう一生ついていくわ。


誰にも媚びず、いつでも自分たちらしく、今一番のパフォーマンスを見せてくれるaespa。彼女たちの力強さを耳から、目から取り込み、パワーに変えながら、今日も私は仕事という名の戦場で戦うのだ。

執筆:otaki

編集:アカ ヨシロウ

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