見出し画像

タウシュベツ川橋梁と銀河鉄道の夜

何年か前に、どうしても行ってみたくて訪ねました。
所要で札幌に行った後、お休みを2日延長して帯広へ。帯広からレンタカーを借りて上士幌町へ。橋梁まではガイドツアーを利用しました。
「タウシュベツ川橋梁」等で検索すると、私が書くよりたくさんの情報が得られますから(笑)ぜひ、見てみてください。

なぜここが好きか?というと・・・
大雪山を臨む壮大な景色、ここに橋を作り鉄道を通したんだ!?という驚き、一年の半分は湖水に沈むこの美しい形の橋が間もなく崩壊し、永遠に全容を失うだろうこと・・・

様々な意味での「自然」や「時間」というものを考えさせられるからです。

写真で感じるより高さもあり、崩壊が始まっている部分から落ちて転がっているコンクリートの残骸。
湖水に沈み枯れた大木の根が、今も広い湖底に点在している光景。
この場所に魅入られて写真を撮り続けるフォトグラファーの方が、SNS等で発信してくださる日々の様子。

プラネタリウムで、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」というプログラムを見たことがありますか?冒頭に出てくる美しい光景が、この橋梁の様子に似てるんです。多分モデルにしたんじゃないかな?と思っているんですけど、どうでしょうね?
そして、このプログラムもお薦めです。
物語に忠実で、美しい映像は大人でも楽しめます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?