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140字小説20210704二次元父さんシリーズその3 かくれんぼ

かくれんぼしようって父さんが言う。「やだ!」「なんで?」「だって父さんずるいもん。」 「ごめんごめん。」父さんは「もういいかい?」って聞くと「もういいよ。」ってすぐ答える。隠れてないんだ。父さんは2次元だから、横から見ると厚みがなくて見えないんだ。「じゃあ影踏みは?」と父さんが……

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