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【産後メンタル不調の思い出】半年ぶりに行った近所のスーパーがとても楽しかった話

半年ぶりに近所のスーパーに行ってきた。
めちゃくちゃ楽しかった。

半年行ってなかった理由は、
・子どもが約半年前に生まれて、
・新型コロナでスーパーにも行きにくくて、
・自分の車を売却したので移動しにくくて、
・生協パルシステムと週末1度夫のスーパー買い出しで間に合ってたから。

新型コロナで外出自粛がかかる前から、私と子どもはヨーロッパ並みの引きこもり生活を約半年勝手に続けていた。
意外といけるじゃん?と思ってたけど、私のメンタルはジワジワやられていたようで、GWが明ける日曜夜、夫が作ってくれた天ぷらを食べた数時間後にお腹を下し、血圧が下がり、目の前がブラックアウトし、しばらく動けなくなった。
その後も子どもと2人アパートに閉じこもっているときに子どもが泣き続けたりしていると、お腹がシクシク痛んだりした。
なにか病気の可能性もゼロではないけど、たぶんメンタル的なものだと思う。
夫に子どもをまかせて自由に外を散歩している時は身体の調子がすこぶるいいから。
子どもはかわいいし、夫も優しい(平日は朝7時に家を出て夜7時頃帰宅。週末は3食作り、そのあいだ私は子どもをあやす。私がひとりで外に行きたければ子どもをひとりで任せられる。子どもの予防接種に同行してくれる。etc.)

こうなるともはや私の性格の問題だと思う。
まず、ひとりで自由気ままに行動するのが好きすぎる。わがまま?でもそうなんだから仕方ないよね。
あと、自分が思っていたより社会に出て働くのが好きだった。経済的な自立という面でも、自己実現・社会参加という意味でも。

繰り返すけど、夫も子どもも大好きだ。
でも、ずっと誰かと一緒にいたり、子育てだけをし続けるのが、どうにも性に合わないのだ。

夫は育休を取れないということなので、私の育休はあと約1年間続く。
どうにか工夫して私自身の心身の健康を保ち、夫や子どもと気持ちよく過ごせる期間にしたい。

その工夫のひとつとして、ずっと夫に任せていたスーパーに今日、ひとりの散歩がてら行ってみた。

すごい。

まぶしい。

豊か。

まるで社会主義国家から西側諸国に亡命したような気持ちになった。
選択肢がたくさんあるって楽しい……。
資本主義万歳……。

チキンとセロリとサツマイモを買った。
家に帰る足取りは軽かった。

こんな簡単なことで晴れやかな気持ちになる自分、ちょろい。
あまり大げさに考えすぎず、子どもが仲間に入ってきたこの生活のなかで、ひとつひとつ出来ることを増やしていこう。
いじけてないで前を見て、まずは夫と相談しながら動いてみよう。
これからの生活の1番のパートナーはママ友でも実家でもない、夫なのだから。

そんなことを思った金曜の夕方でした。