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通院記録をしてみよう⑨

昨日、通院日でした。
本当に一番不安定だった頃に逆戻りしてしまい、イライラしたかと思えばすぐに泣き、不安定絶好調で、出発20分前までは病院に行かないと決めていました。
とてもじゃないけど家を出られる感じではなく、抗不安薬も効かないし、視界はブレるぼやける、頭がモヤッとしたら次は火照りと頭痛、とんでもない不安、絶望、世の中なくなれみんな○ね、なんでわたしだけこんな目に遭わなきゃいけないの?ってボロボロ泣いてました。
昨日ちょこっと書いたけど、呂律も回らないのです。
病院に行けませんと連絡をする気にもなれず、ただただお布団に突っ伏していました。

なのですが。
出発20分前になり、「ダメだ、行こう・・・」とガバッと起き上がり、20分という時間をフルに使い準備、でも化粧なんてできないし髪の毛も結べないので、適当に一括りにして帽子を深く被り、なんとか家から出られました。

行く途中、涙が止まらなくなってしまい、ますます帽子を深く被り下を向き、マスクを少し上にあげ誤魔化しながら歩き、電車で2駅、無事に病院へ到着です。
受付で診察券を出すときにはもうかなり落ち着いていて、待合室で静かに待ち、相変わらずこの時間はいつも空いているな・・・と思いながら周りを見渡すくらいにはなりました。

先生に呼ばれ、診察開始です。
まず、不安定だった時に戻ってしまったことから順に話し、その結果今日はこうなってしまった、ということを伝えました。
そして、お薬の増薬の相談です。気分安定薬は増やさずこのまま通りにして、抗不安薬のクエチアピンの他に、即効性があるけどあまり長続きしないリーゼを足してもらいました。
クエチアピンだけでは負けそうな時に、即効リーゼで追い討ちをかける、みたいな感じです。
安心がひとつ増えた。

先生が言うには、面談(カウンセリング)が続く最中、不安定になるのは当たり前で、でもこれがずっと続くわけではないし、なんとかお薬で乗り切ることを考えましょうってことでした。
自分でも分かってはいたものの、第三者の人に改めて、というか念押しされたことで、不安が少し減ったんですよね。

「気圧のせい?」「天候のせい?」「季節の変わり目だから?」
こういう影響ももちろんあるでしょうし、思わず月の満ち欠けカレンダーを見て満月を確認したりもしたけど(ちなみに今日が満月!皆既月食!)、面白いくらいに落ちていっている最中、目に見えないそういった曖昧なもので、わたしはますます不安に陥りました。そうだな、季節の変わり目だからだって、いつものように思えなかったんですよね。普段なら納得できることでも。
それを「当たり前です、カウンセリングのせいです」ってズバッと言われたことで、やっぱりそうですよね!って、ズレ始めた認識が元に戻った感じがしました。

病院から帰った後は、疲れていたけど気持ち的にはだいぶ回復。肉体的疲労の方が大きかったです。

そして今日、朝起きたら見事にスッキリしていました。思考が澄んだ。
たまっていた疲れも上手く取れたみたいで、お布団からスン・・・って起き上がれました。

今日はカウンセリングの日。それなのに、朝から洗い物をし、ゴミを出し、洗濯物を畳み、早めにシャワーを浴び、ゆっくり準備して、いつもよりも余裕を持ったペースで、カウンセリングまでゆるい時間を過ごしました。

たった一言、誰かが共感してくれたり、間違っていないと言ってくれたり、肯定してくれるだけで、たどる道筋が変わる。
本当に、不思議なもんです。