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エニアグラム/4が教えてくれること

目覚めのためのツール『自由へのエニアグラム』でフォーカスを当てている"自我のメカニズムを知ること"が、どんな風にあなた自身の本質との出会いに関係しているのかをポイントごとに紹介していきます。

今回はポイント4


自分がどのポイントであろうと、1-9のすべてのポイントの特徴的反応が起きる場面があるのですが、ポイント4に関しては、日本人であれば、かなりその頻度が高いです。


日本の文化に4的な要素が流れているため、自分のポイントの傾向の上にうっすらかかっている膜みたいな感じで、多く人がこの要素を携えています。

では、行きます。




表層の性格の一部


自意識が高く、繊細。

人の気持ちに配慮があって、やさしいし、空気を読むのが得意。

周りに流れる感情やエネルギーに敏感に察知し、その影響を受けます。

面白かったり、センスある発言ができるのは、その場に流れるエネルギーを読む才能のおかげでもあります。

美しいものや、オリジナリティーのあるものや、心が動くものが好き。心が動かされなければ、それは本物じゃない。
本物じゃなければ、存在する意味なし。
ぐらいに感じています。

本物であること、それよりも大切なことってある?

本当は、自分はとっても変わっていると思っているけれど、それは誰にも理解もされなければ、されるべきものでもないから、空気を読んで、変わったところの見せ方には工夫する。
しかも場合によっては、見せないように必死に努力する。

もちろん、工夫も努力も人には見せないけれど。

人が何を期待しているのか

どんな人に見られるべきなのか

わかってしまうから。

自分のことを深堀するのも大好きだし
本物や本質に向かって努力するけど
それも人には気づかせない。

あまり美しくないから。

心の中が悲しいことや辛いことでいっぱいになってします。

心の中だけのはずなのに、哀愁を帯びた雰囲気が表情やしぐさに漏れ出てしまう。

起きがちな悩みや現象


楽しい時間もあるし、人には興味があるし、そこそこ人懐こい。でも、どこにいっても自分はフィットしないという孤独感がある。

調和した状態が好きなはずなのに、激しさのある物、心をかき乱されることに意識が向いてしまう。

どんな状況でも、何が起こっても、自分はダメだという結論に到達してしまう。雨が降っても自分のせいだ、レベルで自分を責めてしまうことも。


周りの人の感情や、環境的なものからくるエネルギーに敏感に反応して、心だけじゃなく、体もしんどくなる。

こんな私の苦しみは、だれにも理解されない。

「私は他の人に理解することのできない苦しみを抱えている」という物語とそれに伴う孤独感がなぜかいつもお友達。

メカニズム

ポイント4は感情グループの一つで、意識のフォーカスが感情に向いています。

感情グループの自我マシンの基本機能は承認・愛情欲求。
他者からの承認を愛情を求めます。

ところが、4は、自分には、致命的な傷や悪いところがある、そして何かが決定的に欠けている、と無意識の奥のほうで感じています。

致命的に悪いところがあって、何かが欠けているというのが無意識のアイデンティティなのです。

だから、悪い所をなんとかしよう、欠けているものを埋めようと、一生懸命努力します。まず、悪い所をなんとかしなければ、承認もされなければ、愛情ももらえません。

でも、いくら努力をしても、「無意識のアイデンティティ=悪い&欠けている」なので、その努力は報われることはありません。

たとえ、誰かに承認されたり、愛を向けられても、悪い面、欠けているところがばれてしまったら嫌われる、ダメな奴だと思われる。それがバレるぐらいなら、相手を追い払った方がまし。

愛やら承認やら、欲しいものを得ても、そうして、得たものを捨てていく。そして、孤独と自責の念の中で、やっぱり私はダメなんだ、悪いんだ、おかしいんだと苦しむ。

そして、また、努力が始まり....

これが延々と繰り返されます。

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ポイントへ4へのメッセージ


それは↑メカニズム(機械)であって、あなたのエッセンスに被せられた仮面だ気がと気づくでしょうか?

自分に正直で、感受性も豊かなあなたは、おそらくあなたのエッセンスがもたらす喜びをすでに知っています。でも、喜びの感情体験だけが本質的なものと勘違いしています。体験は来てはさるもの、感情体験も来ては去るもの。

喜びの体験は、存在の土台で起こること。
あなたという存在の中で生じること。

感情体験が凪いでもなお
そこに残されるものは何ですか?

それがあなたの本体です。

発見したいですか?

それとも、

何かを求めても手に入らない
求めて手に入っても、指の隙間からこぼれおちていく
苦しみの物語を紡ぎ続けますか?


物語と感情の中毒だと気づいたとき凪いでもなお、そこに残されるものを発見する可能性が生れます。


物語や感情体験がないことは、あなたにとって、死んだも同然かもしれません。

ブラックホールに落ちて、死んでいくような....


ブラックホールの向こう側には、あなたが欲しかったものが待っています。

それは、あなた自身であり、

いつでも静かにここにあったことに気づくでしょう。


何も欠けてもいなければ、どうやっても損なわれることのない

美しい何かです!



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