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『自由へのエニアグラム』の手引き ③

自由へのエニアグラム』(イーライ・ジャクソンベア著)を読むための手引き③です。400ページ近くあるボリューミーな本なんですが、
ちょっと思うところがあって、何回かに渡って手引きを書くことにしました。(手引き①手引き②

各ポイントの最初のページの表について

各ポイントの解説の冒頭のページに表が掲載されています。

こんなやつ。

ポイント9 怒りポイントの中核から引用(P64)


なのですが、この左側の列に並んだ項目「エッセンス」や「聖なる理念」などが何を指すのかが、認識システムの中で一番最初に説明されているポイント9の本文で説明されていません。
(「会話スタイル」や「内なる二項対立」が何かの説明はポイント9のところで出てきます。)

あー、これ、読んでいるときに、引っかかっちゃうよね。

あれ、ところで、聖なる理念ってなんなん?
ってなるよねぇ。

なので、超ざっくりとした説明&説明が記載されているページ番号をまとめました。

各項目の簡単な解説



字が小さくて(自我小さくて、と変化されたw)、見にくくて、ごめんね。


NSは認識システムの略です(偏りのある世界の見方のことね。表が見にくいので私が勝手に省略しました)。
認識システムというのは、これまたざっくり言って、自我のことなんです。
だから、認識システム=自我と理解して、とりあえずはOKです。

たとえば、エッセンスは、認識システムの偏りから世界を体験するのが止まったときに表に出てくる本質のことです。

ちなみに、認識システム(自我)はなくすことはできません。
(本当は、自我は実体のないもので、実在はしないんだけれど、
その話をここでするとややこしくなるので、また、今度)

認識システム(自我)に囚われなくなることは可能なのね。

『自由へのエニアグラム』はその可能性を探究するための本です。

*マークがついているものに関しては、この後、また改めて説明しますね!

今日はこの辺で!

(っていうか、この表も、たくさん売れて改訂できるチャンスがあったら、どこかにぶち込みたい!!!!)




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