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ニキビさん

肌荒れが治らない。

夏の激務の後半、顔にニキビさんがとても増えた。(もう、吹き出物と呼ばなければならないのかもしれないことは置いておいて。)暑い中マスクをしなければいけなかったのが細菌をためた結果だろうな、とか、まあまあ不規則な働き方だったな、とか、それなりにストレスも溜まっていたんだろうな、とか思い当たる節はある。学生の頃はニキビさんとお友達で、大人になってからはあまり気にならなくなっていたのでショックだった。その顔ニキビさんであるが、秋になってようやく落ち着いてきた。本当に、ようやく。だが、治りきらない。“落ち着いた?あとは赤みが引くまでお肌本来の回復力を信じるだけ?!”と願いつつも、新しいのがドーンとできる。また…と途方に暮れる…。そうそう、お年頃で未婚無職の私はお悩みも多く、きっとストレスを抱えている。それが原因かもしれない。ちなみに画像をみかんにしたのは、ビタミンCを感じてお肌がきれいになることを願ってである。

ちょうど私が勉強しているのは植物のチカラで健康的になろうというもの。”心とからだの健康”と”地球に優しい”が人生のテーマのひとつである私にとってはココロおどる分野なのだ。とは言っても、食事・睡眠・呼吸・肌・免疫などなど中々範囲の広いそのテキストは、私にとってスッと入ってくるものではなかった。しかし、いま私はお肌にトラブルを抱えている。自分事として関連づけられる絶好のチャンスである。”心とからだの健康”がテーマなんて言っておいて、わたしの専門は元々教育なので、体の知識はほとんどない。“対象は目の前の人”である人生を送ってきたので、自分のお肌にきちんと向き合ったこともなかった。しかし、今こそその時。

テキストの”肌”のページを開く。読み進め、いや、私は書いて覚えるタイプなので書き進めるがまぶたが重くなってくる。気分転換に席を立つとすぐスッキリする。しかしまたテキストを進めるとまぶたが…のび太くんみたいなことを繰り返すこと数回。どうにか該当のページを読み終えることができた。今回学んでみて思ったことは、普通肌の人羨ましいな、ということだった。私は俗にいう混合肌なので、ケアのポイントは部分的に使うものや量を変えなくてはならないということだった。季節の変わり目以外は特に何も気にしなくていいらしい普通肌に比べるとかなり厄介だが、自分の肌を理解できたことは収穫である。また、洗顔を丁寧にしつつも皮脂を取りすぎてはいけないという難しい課題も見つかった。そして、とにかく水分をたっぷり送り込むことが今の私の肌には必要なようだ(素人判断)。さて、なんとなく頭が良くなった気がするところで、いざニキビさんにおさまってもらう希望を持って、ワクワクした気持ちで洗顔をしに行こう。


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