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やっとであえた

マスク生活がメインになった昨今。
外出先で、「あ、紅忘れた」となることがしょっちゅうある。

元々紅がマスクにつくのが嫌で、必要最低限でしか紅を付けなくなった。もちろん外出先でもマスクを外さないことが多いから、気にしない時の方がほとんどだ。いつものように気を抜いていると「今日は久しぶりに人に会うのに!」と我に帰ることがある。人に会う用に色々整えて出発したのに、顔の印象が変わる紅がないのはいただけない。人に会うためだけじゃなくても「帰りにおしゃれカフェに寄るつもりだったんだった!」とショックを受けることもある。紅が付いているかどうかで、自分のテンションが上がるのだ。女子の皆さんには共感いただけるのではないかと思う。

そこで、わたしはいつも慌ててコンビニに駆け込む。幸い時間にはゆとりを持って出発するタイプなので、コンビニで紅を買う時間はなんとか取れる。もちろん、移動中にどの紅がおすすめか、駅から近いコンビニはどこかなど一生懸命に調べた上で。こうして無事に紅を購入し、事なきを得るのだが、かつて忘れたがゆえに購入した紅は少なくない。こういう無駄遣いを、せめて無駄にしないように、持っていないタイプを選ぶようにする。

最近選ぶようにしているのは、色付きのリップ。口紅はまあまあ持っているし、リップなら家にいる時でも保湿感覚で使いやすいからだ。こうして色付きリップに目を向けるようになってから、その種類の多さに驚いた。値段の幅広さにも。わたしは化粧品にバンバンお金を使えるほど裕福ではない。選ぶポイントは、なるべく“添加物少なめで、安いもの”である。紅の時点で添加物なんて言っていられないのだが、ここは常に意識しているポイントなので通常通りチェックする。(もちろん、そこまでいいものはそんなに安く買えない。)この観点から今までにいくつか購入してきたのだが、初めてコンビニではなくドラックストアに駆け込めた日があった。

そこで出会ったのがこちら。

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値段がひときわお安くて、“本当に色付くのかな?”というのが第一印象だったので他の製品としばらく悩んだが、信頼のメンソレータム様なので紅として使えなくてもリップクリームとして使おう、と意を決して購入。これがわたしにぴったりだったのだ。もちろん口紅ほどの発色力はないが、今までコンビニで買った色付きリップと変わらない気がするし、ほんのり色づいて保湿されている感じがとてもいい。シェアハウス在住なので、“家でバッチリ口紅するのもなあ、でもちょっと色が欲しいな”というわたしの感覚にもピッタリハマったのである。これは結構いい買い物だったな、と感動した。

そもそも、”忘れる”ということを忘れないようにしたいものだが、次にもし忘れてしまったら、きっと色違いの同じ商品を買うだろう。


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