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目的意識の欠如がもたらす多忙感

忙しい。
子どもの迎えのために5時半に学校を出ようと思うと、1日は一瞬で終わる。

今日も全く教材研究ができなかった。とりあえず、持って帰って明日の朝!という日々の繰り返し。

そんな中で思ったのは、毎日の仕事内容の中で目的意識をもってできているものはいったいどれだけあるのだろう。

「なんとなく生徒のためになるから」
「今までもやってきたから」
「周りから『がんばっている』と言われるから」
「なぞのこだわり」

そんな理由で、やめられずにだらだらとやり続けている仕事が多すぎる。特に学校は「前にならえ」の文化が根強く、「やめる習慣」を悪とする雰囲気がいまだにある。

やめるのが大変だということをみんなわかっているから、必然的に新しいことへのスタートも躊躇しがちである。これが学校教育が時代についていけていない大きな原因となっているのではないか。

工藤先生と苫野先生の本を読んでから、

  • 最上位目標

  • 対話を通した合意形成

  • 学校を民主主義の土台にする

という言葉が仕事中もずっとめぐっている。

「これではあかん」

そう思うことが多々ある。工藤先生の言葉が頭をよぎる。

学校教育はほんのちょっと先の未来そのもの。

子どもたちに民主主義を教えよう


子どもが生まれてから、自分のこどもにこの学校教育を受けさせたいか真剣に考えるようになったのがきっかけで、また教育についてきちんと向き合うようになった。

工藤先生も「校長でなくても学校は変えられる」って言ってたなー。

と思いながら、今日もスタートです。



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