採用活動におけるupdateとPDCAの話
こんにちは、ポテンシャライトの寳田(ほうた)です🙋♀️
「運用や改善ってどうすれば良いですか?」
「いろんな採用施策をやっているけれど上手くいっている気がしないんです」
最近このような相談をいただくことも多くなりました。
様々な課題に対して改善に向けた施策は走らせるものの、検証タイミングなどが宙に浮き結局風化している施策もあるのでは無いでしょうか?
(当社の自社採用を実施する過程の中でもそんな施策は多くあります...)
一定仕方ないことではあるかと思うのですが、何事も振り返りが大事なように採用上の目安の検証期間などは抑えておいた方がさらに良くなるのでは無いかと思います。
以前、採用活動において取り組むべき施策一覧をお伝えさせていただきました。
上記note内では各施策におけるやりきり度合いや検証タイミングについて言及していなかったため、今回のブログではそれを中心にお伝えできればと思います。
1. そもそも採用活動においてupdateが必要なものとは?
例えば、採用ピッチ資料内の従業員数やBookの更新など。
採用活動の施策において定期的に見直すものは多いのでは無いかと思います。「運用」が前提になる施策とも言えるでしょう。
まず採用上で取り組んだ方が良い施策はこちら👇
これら施策の中で「定期的な運用」で良い施策と「効果検証が必要」な施策で分けていきます👇
- 定期的な運用が必要なもの:update
- 効果検証が必要なもの :PDCA
もう少し整理してみると・・・👇
- 四角:update
→定期的な更新・修正・刷新など定期的な見直しが必要なもの
ex)運用中の求人やBookの刷新や修正
- 楕円形:PDCA
→効果検証が必要なもの
ex)スカウトでの効果検証や、
エージェントさんへのコミュニケーションなど
- 菱形 :update&PDCA
→効果検証や定期的な見直し双方実施した方が良いもの
ex)候補者の選考体験向上における設計など
updateが必要なものは主に「採用マーケティング/ツール作成分野」に多いのが特徴です。
見ていただけると分かる通り、とんでもなく多いです・・・。採用に関わる方は、上記を更新していきつつ新しい課題解決の施策を実施しなければならない。これはとんでもなく難儀では無いかと思います。
そこで最低限update(更新)していただきたい内容を取りまとめてみました。
あくまで推奨タイミングにはなるのですが、このような枠組みを作って
情報の刷新など含めたチェック・運用を行うことを強くお勧めします!
2. PDCAが必要な施策と検証タイミングとは?
次に効果検証する(PDCAが必要な)施策についてお伝えします。
何かしら採用の施策を進める際にはその施策が上手くいったのか否か検証は必要です。採用において効果検証をしていくものの代表例が「スカウト」な気がしたので、今回はスカウトに焦点を当てて進めていきます。
まず、スカウトにおいて出来る施策をレベル別でまとめてみました👇
実際に青色の枠がスカウト実施をしている最中にできる効果検証(PDCA)施策になります。
例えば、スカウトにおいてスカウト文面を変更したとしましょう。
この場合スカウト文面を変更したことによる効果を
・送付数
・開封数
・返信数/返信率
から紐解いていくと思うのですが、
「どうなったらこの施策が成功なのか?」という基準を持っておかなければ施策の良し悪しが把握できませんね。
参考までに媒体別の開封率・返信率を記載します。
■開封率:平均60~70%
■返信率:媒体によって異なるため👇に記載します!
では、検証タイミング(目安の検証期間)はどのくらい取れば良いのか?
【目安_検証期間】
◆スカウトの場合:50~100通送付後1週間
◆媒体運用の場合:2週間
スカウトの場合、どの媒体でも大体返信率が10%のため、送付数としては50~100通送付してから効果測定するのが良いでしょう。
またスカウトを返信する求職者様はスカウトを受け取ってから大体1週間以内に返信をするため、スカウトにおける検証を実施する場合は「50~100通送付後1週間」のタイミングで効果測定をするのをお勧めします。
スカウトにおける検証や効果測定は大体のケースが上記の内容で可能でしょう。ただ、忘れてはいけないのはその媒体の状況(該当の媒体にログインしているアクティブな求職者の数)です。企業によって状況は恐らく異なりますので施策を進める際は、一度立ち止まってみても良さそうですね。
3. 最後に
皆さんいかがでしたでしょうか。今回は採用活動においての運用や施策の検証タイミングについてお伝えしました。
採用がうまくいっている企業さんに要因をヒアリングしていく中で感じたことは特段変わったことをしている企業ばかりではないということ。とても細かい部分にはなるのですが、この辺りの情報刷新などの運用や一つ一つの施策の検証を行い、自社に合う採用パターンを模索し続けている印象がありました。
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