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ブックカバーチャレンジ二日目「日本・中国の文様事典」

ブックカバーチャレンジ2日目は、文様辞典をご紹介。辞典は本に入るのか・・ですがw

【7日間ブックカバーチャレンジ】
この企画は、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジです。好きな本を1日1冊、7日間投稿。本についての説明はなしで、表紙画像のみを投稿します。その際に1人のFB友だちを招待し、このチャレンジへの参加をお願いするというルールです。

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Webデザインを始めた2000年頃、世界に日本文化を発信しよう!と意気込み、日本の文様をWebデザインに入れようと思って購入。

当時、同じようなことを考えた人はたくさんいたようで、こういった文様はあっと言う間にフリー素材が充実してしまったので、自分で描くことはありませんでしたが。(笑)でも、この本はなぜかずっと手放さずにいました。

最近、着物の着付講師の試験勉強で着物の織物・染め物について学ぶ機会があり、その時に様々な文様を勉強したのですが、着物の柄は、ほぼ全てこの本に載ってました。さすが文様辞典!!日本の文様=着物の文様ということね。

ということで、Webデザイナーとしては活用の道がなかった本ですが、着物の世界を深く知るにはとっても重宝する1冊となりました。手放さなくてよかった!!

日本の文様と言っても、古い時代の文様は、中国、さらには中東の影響があり、文様の由来や歴史まで学ぶこともできます。

青海波(せいがいは)
青海波はエジプトやペルシアをはじめ世界各地に見られる文様である。日本でも古くは埴輪の着物にも見られるが、水を意味するものとして描かれるのは鎌倉時代の古瀬戸瓶子からである。「青海波」という雅楽の舞曲から名付けられたとされており、江戸時代の舞人の装束の袍にはこの文様がつけられている。

歌舞伎の役者文様も充実していて、市川團十郎の三桝文とか、坂東三津五郎の三津五郎縞などなど。この柄って歌舞伎由来なの?みたいな驚きも。

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なかなかこんな機会じゃないと紹介できない本でした^_^

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