見出し画像

「フリー・ザ・チルドレン・ジャパン活動報告2021冬」に参加しました

土井あゆみです。こんにちは。

2022年スタートしました。いつもたくさんお世話になっている方々に支えられて今があります。今年もよろしくお願いします。

先日、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの活動報告会に参加させていただきました。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(https://ftcj.org)はわたしの著書『思い描いた理想をすべて手に入れる生き方』の印税を寄付させていただいたご縁で、毎回、報告会に参加させていただいております。

フリー・ザ・チルドレンは児童労働をなくすことを目的にカナダの12歳の少年が立ち上げた団体で、国内外問わず、活動されています。1999年に日本支部として設立されたのが、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンです。

前回の報告会についてはこちらをご覧ください。

今回の報告会では、日本の子どもたちに対して行っている国内の活動についてご報告いただきました。

国内では「社会問題を自分ごとと捉え、声を上げられるようにエンパワーメントする」という活動の中で、子ども活動家育成や活動サポート、ファシリテーター育成など子どもたちの啓発プログラムを行っているそうです。

具体的には、様々な団体と協力して政治家に政策提言をしたり、子どもたちが社会を変えるアクションを企画するイベントを行ったり、多様な活動をされていました。

現在、小学6年生から高校2年生までの子どもたちが活動をしており、報告会の中で、彼らたちの問題意識や活動を通じて感じたこと、学んだことを直接聞かせていただきました。


​​その中でも特にわたしが心に残った2人の方を紹介させてください。

まずは、小学6年生の方。

今、「子ども庁」の設立が話題になっていますが、「子どもの権利」について問題意識をもち活動されているそうです。彼女はこの問題について、実際に議員と意見交換もしたと言っていました。

現状の「子どもの権利条約」がどうなっているのかを調べたり、世界と比較して日本の権利はどうなっているのか、またどうあるべきなのか、それをきちんと自分の言葉で説明されていたのがとても印象的でした。

ハキハキと自分の意見を発表する姿は、小学生とは思えないほどしっかりしていました。


もう1人は、中学生の方。

ジェンダー不平等に問題意識を持っており、実際にその問題意識を行動に移したことを発表いただきました。

「ジェンダー差別はない」という友人に対して、「果たして本当にそうだろうか?」と疑問にもち、自分の学校で意識調査をしたり、有識者を呼んで講演会をされたそうです。この活動の結果、ジェンダーに配慮した学生服に変わったそうです。

熱い想いだけではなく、実際にアクションする行動力とその姿勢や意識にとても感銘を受けました。

その他にも、数名の子どもたちに活動を報告いただきましたが、共通してわたしが感じたことは、何かを変えてやるぞという想いは子どもも大人も関係ないということです。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン様、今回も素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?