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へなちょこクリエイターAyumiの雑記②

前回までのあらすじ。
突如として降って湧いた幼馴染の年下男子への恋心に振り回され、隙あらば告白を繰り返す粘着系女子☆Ayumi!なんとその年数は5年にも及んじゃったよ!(>_<)しまいには彼もドン引き!?なんと連絡が来なくなっちゃった~!?一体これからどうなるの~!?(T_T)

えーはい。
上のあらすじは悪ノリしただけなんであんまり信じないでください。特に粘着系女子のとこ。
もし普通に気になってくださった方は前記事【へなちょこクリエイターAyumiのNFT所感と雑記①】から読むと話がわかります。はい。⬇️⬇️⬇️
https://note.com/ayumi_nft/n/n34bcb6c2c9b6

さてさて前回、あまりにも予想外の反応があったのでビビりまくっているAyumiです。改めましてこんにちは。
まさかおばさんの甘酸っぱい…を通り越して酸っぱ苦い感じになっているNFT前日譚(?)にあんなにコメント頂けるとは思ってもみませんでした。本当にありがとうございます。
ここまで予想外の反応を頂くと、逆にこのまま赤裸々なわたしの恥ずかしい人生を書き起こすのにもかなりの躊躇を感じますが、勿体ぶるほどの人生でもないしなあ。
とりあえず、行けるとこまで行ってみますか。いや別にそんなデンジャラスな世渡りする義理もないんだけども。もう書いちゃったもんな。
あ、ちなみに今回の画像も中身とは何の関係もないわたしが作ったフルーツサンドです。
クリームはマスカルポーネ仕立てだよ。カロリー?なにそれ知らない。

あと、夫のことに触れるにあたって、後付けでさっき「書いてもいい?」と確認をとりましたところ「あなたの描く頭の中のおれなんて、絶対に似ても似つかない他人なんだから、それはフィクションということになる。好きにしろ。その代わりちゃんとNFTの糧になるようにしろ」という有難いお言葉を頂いたので、堂々と書いていこうということになりました。

で。ですね。
わたしをNFT沼に引きずり込んだ夫の話。

ここからはちょっとショッキングな内容になる可能性もありますので、どんなことでも受け止められる方のみ読んでください。
もっと言うとタイトルの『NFT所感』の部分、今回は潔く消したんで、NFTの話は聞きたいけどお前の人生には興味ねーよ!って人はタイトルに『NFT所感』が戻るまで放置プレイしてください。
当時の赤裸々な心情とか、生々しく出てくるかと思います。
本当はもうちょっとライトコーティングして素敵なバリキャリ女子のドキドキ恋愛物語☆みたいにしたいのですが、全然無理なことは解っているし、オレぁ嘘だけはつけねぇんだ。

まあ。本筋に戻りましょう。
そんなこんなで、こっちから連絡を取らなければきっと終わりになるだろうと覚悟を決めて、弟みたいな親友=現夫と意識して距離を取り始めた頃、ちょうどクラス会の誘いが舞い込んできました。
それまでは『クラス会なんざ微塵も行きたくねぇ!!』って感じだったので、今思えば何で行こうと思ったのかよく判りません。
仲のいい同級生はみんな北海道外か遠い地方都市にいて、しかも別のクラス。ちょうど自分的には世間体とか結婚とか収入とか肩書とかそういうのがちょっと気になってきた時期でね。何も持たない自分が、それほど親しくもない人たちと集まって何を話せばいいのか見当もつかなかった。
でもなんか、この時はつまらない自分の生活に新しい風が吹いて欲しかったんでしょうかね。ノコノコと参加しました。あるいは自分と同じようにいろんな気持ちを持て余している独身イケメンとかと出会 とにかく参加しました。
しかし案の定ね。
クラスでは陰キャだった自分が学校ヒエラルキー上位の皆さまと数十年の時を経たからと言ってそうそう打ち解けられるわけもなく。
喋ったこともない男子に気を遣われて挙動不審になったり、心優しい数人の女子たちと当たり障りのない会話をぽつぽつ交わしたりしているうちに、時間は淡々と過ぎていきました。

何時間くらい経ったんでしたかね。
 場には多分、5人くらいしか残ってなかったと思います。
何でそんな居づらい場所にほぼ最後まで居続けたのか。
それは「何でクラス会に出てみようと思ったのか」と同じくらい今となっては解りませんが、何しろ時計は0時をとっくに回っていました。
本当にもういい加減に帰ろうと、わたしは腰を上げたのです。その前にトイレ寄ってこー、ぐらいの感じで。
だから、カウンターの隅で熱心に何やらイケメン店員さんと話し込んでいる美人クラスメイトの話に聞き耳を立てるつもりなんか、全然ありませんでした。
なのに。半ば耳を引っ張られるようにして彼女の話が意識に飛び込んできたのは、他でもない親友の名前がその会話の中に挟まっていたからです。
確か、つい何時間か前に、農家に嫁いだのだと話していた美人女子は、こんなことをイケメン店員さんに話していました。

なんかさー、うちの旦那の友達の○○くんって子がね、こないだ機械に挟まれて、片腕、なくなっちゃったんだって


あの時の衝撃は、今もって忘れられません。
びっくりした方もいらっしゃることでしょう。
わたしも震えるほどびっくりしたのです。

よく言いますね。『頭を何かで殴られたような衝撃』とか。本当にあれでした。
わたしはもうガチで寒いときぐらい震えながら、よろよろ2人に近づいて「嘘だ、嘘だ」とか何とか言ったかと思います。
だって。本当に彼の身にそんな大変なことが起きているのなら、少なくともたった2ヵ月前までは親友だったはずのわたしに連絡の1本もないなんてこと、あるわけがないじゃないですか。

そこからの記憶は、もうぐっちゃぐちゃで曖昧です。
でも確か何度も過呼吸を起こしかけて、震えて、座り込んで、泣いてしまった。
一番賑わっていた輪から多少離れていたとは言え、場の盛り上がりに水を差してしまったことは今も申し訳なく思っています。
その時、彼のことを話していた美人女子とはその後も時折連絡を取り合う関係になりまして「いや全然。あの時知れて良かったじゃん」っていうめちゃくちゃ優しい言葉を頂けたことがせめてもの救い。

話がそれました。

そこから、記憶に時系列が戻ったのは、翌朝の6時くらいから。
わたしは酒が飲めないので、一応自分で運転して帰ってきたはずです。
話を聞いてからは一睡もできなかったので、とにかく何かをぐるぐるぐるぐる考えていたことは間違いないと思うのですが、何を考えていたっけなあ。

そこまで経ってもなお、実は心のどこかに、あれは誤情報なんじゃないか、って祈るような期待が20%ぐらいありました。
でも、5月の連休から8月のその日まで止まっているLINEの履歴を見ると、どんどんひとつの憶測が色濃くなっていきました。
もしかして彼は連絡しなかったんじゃなくて、連絡「できなかった」のかなって。

美人クラスメイトの話では、とりあえず一命は取り留めた、って話でした。
でも「一命」っていう言葉の重さが怖くて、涙いっぱい出た。
連絡、してもいいものなのかどうか。したって迷惑でしかないんじゃないか、とか。こんな話を聞いて、わたしは自分のことばっかりだな、って思ったことも今思い出しました。
どうするべきなのか。どうもしないべきなのか。悩みに悩んだけど、そこで「黙ってる」っていう選択ができるタイプではなかったです。
それでも待って待って考えて考えて、朝の9時くらいにLINEしました。あの日は忘れもしない日曜日です。

「あの。ごめん。聞いちゃったんだ」

そんなアホみたいな一言目を入れました。
既読はソッコーでついた。

「うん」

「うん」って何だ。
何が「うん」だ。いや。返信あっただけでも喜ぼうよ。とりあえず返信はできるんだ!よかった!…って…え?終わり?ん??
で、しばらく待ったけど、それ以上何も返ってこない。え。もしかして返信も辛いくらいの状態?いや、旦那さんがお見舞い行ったって美人女子言ってたし。あ、もしかして話したくない?
え ちょ どうし よ あ え
って感じで一睡もしてない寝不足頭は鈍いながらも回転し続けていました。

会いたい。でも怖い。
会ったってどうせ何もできない。
でも。

嫌ならきっと返事はもう返ってこないはずだ、と縋るみたいな気持ちを掻き立てて、やっとの想いで「今日、ちょっと、仕事で札幌に行く用事があるから、お見舞い、行ったらダメかな」って打ちました。仕事なんて嘘でした。
でも、わたしは彼からすれば好きでもないのに言い寄ってくる女なのです。
弱みに付け込もうとしてるとか。心配で心配で張り裂けそうだから一睡もしてないのに車で3時間もかけて会いに行こうとしてるとか、そんなこと絶対に思われたくありませんでした。
そして返事は、意外なほどすぐに帰ってきました。

「悪いから、無理して来なくてええよ。でも、仕事でこっち来るなら、暇だからついでに来て来てー」


おかしいな。このnoteはマジでNFTの所感を記すつもりで始めたのですが。
思いのほか自分語りがばちくそに長くなってしまってすみません。

もしかすると、この辺のことは、今になってやっと落ち着いて向き合えるようになった部分なのかもなあ、って何となく思いながら書いています。
ちょっと細かくなりすぎているけれども。NFTとは本当に全然何にも関係なくなって申し訳ないけれども。
ここまで来たら気持ちの整理も兼ねてもう少し、お付き合いして下さる方がいらっしゃるなら幸いです。

んもう。次回はNFTの話に戻ります多分って言ったのに結局戻れなかったなー。ごめんなさい。
もし少しでも続きが気になるって方がいらしたら、いいね押してくれたらめたくそ続き書く励みになります。
しかしおばちゃん人生切り売りになってない?大丈夫?無料だから大丈夫か?ん?

それでは、気持ちが持てばまた次回。



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