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へなちょこクリエイターAyumiのNFT所感と雑記①

どうもおはようございます。こんにちは。こんばんは。
はじめましての方もそうでない方も、ようこそいらっしゃいませ。
懐かしい平成ノリの導入から入ってみました。2022年3月から勢いでNFTクリエイターを名乗り始めたAyumiと申します。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
タイトル画像は特に内容とは関係ないけど、ただ自慢したかったわたしが焼いたチーズケーキです。美味しかったよ。

はい。
そんなわけでですね、何か取り急ぎ書きたいことがあるわけではないのですが、お盆あたりからなーんか自分がうろうろしているNFT界隈の空気の流れが変わった?という印象が強くなったので、この5ヶ月間で自分が感じてきたことをメモ代わりに記しておこうと思いまして、初めてnoteとやらに登録してみました。
どうせ大したこともない自分語りとかも入ると思うので、読めるところまでお付き合い頂ければ幸いです。

で、どこから話し始めたらいいのか考えたのですが、言うて日本ではまだ全然浸透してない市場のことなので、最初にわたしがNFTという言葉を聞いたあたりのところから書いて行こうと思います。

最初にその言葉を耳にしたのは、確か2021年の秋か初冬あたりだったんじゃないかと思います。

非代替性トークン。

何のこっちゃ。

紛れもなく、それが最初の印象でした。しかも、そのよくわからんもんが目玉飛び出るような値段で売れている。テレビでは盛んに小学生が書いた絵が何百万円!とか言ってました。
この時の感想は、まあ多くの人がそうだったんじゃないかと思うんですが、ただひたすらに『胡散くせえ~~~』というもの。
全くイラストや絵画に携わったことのない人は解りませんが、少なくともわたしが属していた所謂オタク絵師の界隈では『何となく詐欺っぽいもの』『絵師が搾取されるかも知れない危険なもの』という薄い拒絶反応がそこかしこに散見され、他聞に漏れずわたし自身もそんな印象を抱いていました。

解らないものは怖い。
幽霊とか妖怪とか超常現象とか。そういう自分の理解を越えたところにあるかも知れない何かに対して恐れや猜疑心を抱いてしまうあの感じでしょうか。
多くの絵師仲間は『絶対ヤバいもんだよね』『マスコミが煽りまくってるけど仮想通貨?とかハナから怪しいもんに関係あるんでしょ?危ない話に決まってるよ』といったような反応で、実のところ今もまだ多くがそういった印象を払拭できていないところへ持ってきて『NFTやってる連中の雰囲気が何かちょっとアレ』みたいな認識が加わっている気がします。

そう。解らないものは怖い。
そして、そんな解らないもんに異様に盛り上がっている集団は、そうでない人から見たら多少薄気味悪いもんです。わたしも完全にこちら側からNFTに対する印象をスタートさせました。

ところが。
わたしの身近には、幸か不幸か元々めちゃくちゃ仮想通貨にのめり込んでいる人物がいました。

そう。伴侶です。

ここでちょっと自分語りを失礼いたします。
わたしは約4年ほど前に遅かりし結婚をしたばかりでした。
とりあえず長い長い独身生活を経て、5歳年下の夫との結婚です。
夫とは、20年来の親友でした。

10代の頃に知り合い、全然まったくさっぱり微塵もお互いを恋愛対象に入れることなく十数年。お互いがどんなやつと付き合っているか、何の仕事をしているか、どういう音楽を聴いて、どういう本を読んでいるか、会う度に時間を忘れて語り明かすような親友関係が続きました。弟のようなもんだと思っていたのです。
そして、これはあんまり言いたくないのですが、そんな弟みたいな男に先に恋愛感情を抱いてしまったのはわたしの方でした。

この辺からの話は、今ですらNFTとは関係ないのに、もっと関係なくなっていくので、ここでは語りま

いや。嘘。語りたい。
なので耐えられる人はもうちょっと付き合ってください。

で、あれだ。夫。
あれはどうしても行きたかったRHYMESTERのライブに弟分であった親友を誘ったのがきっかけでした。
たまたま誘った他の女友達が全滅で付き合ってくれなかったのと、たまたま自分も彼氏がいなかったのと、あとhip hopとか聴きそうなのが彼しか思い付かなかったから誘いました。
この日まで、どちらかと言えば線の細い華奢なサブカル男子で、いつもヘラヘラニコニコ、下ネタにもささっと目を反らして話題を変えるような彼のことは完全に恋愛対象としては眼中にありませんでした。
ええ。わたしはド肉食の猛獣系男子がドストライクゾーンだったのです。どうでもいいですか。次行きますね。
それが何でいきなり恋愛対象になってしまったかと言うと、マジで安い女すぎて恥ずかしいのですが、激混みでぎゅうぎゅうのライブハウスの中、いつもヘラヘラダラダラしていた彼が何も言わずにわたしの手を取って、離れないように繋いでいてくれたから。たったそれだけのことでした。

断っておきますとですね!
わ わ わ わたしは本来そそそそそんなことくらいでなびく女じゃ な な ないんだからね!!べ べつにあんたになんかそそそんなって慌てるほどのこともない感じでだいぶ遊んできたつもりでした。
でも何だ。逆に遊びすぎていたんだと思います。30代後半にも差し掛かった頃から、付き合ったり遊んだりする男性の、わたしに対する扱いは目に見えて雑になっていました。
それくらい大丈夫っしょ。こんなもんでいいっしょ。みたいな。
そしてわたし自身も大して相手のことなんか思いやらずに過ごす関係性。長いこと、それが自立した大人の割りきったつきあい方なんだ、ぐらいのことを思いながら基本的には一人で生きていました。
だけどあの日、絶対に恋愛や性対象じゃないわたしに向かって発揮された下心のない親友の優しさに、恐らくは知らず知らずのうちに疲弊していたわたしの心がコロッとやられてしまいました。恥ずかしいな!!でも今まであんまりこんな話誰にもちゃんとしたことないからちょっと気持ちいいな!ごめんよ!!NFT全然関係ねえ!!

それでまあ、あれ。
割りと早い段階で告白したんですよ。
好きって。
そしたらフラれました。
『えーまじー?嬉しいありがとうーじゃあまた今度ねー』みたいな感じで。

そこからですね。
これはプライドがズタズタになったのであんまり言いたくないんですが、わたしはことあるごとにアタックを繰り返しました。でも一回も相手にしてもらえなかった。
毎回『まじー?嬉しいありがとうー』です。
真夜中までどんなに二人きりで車の中にいても、間違ってキスされたりとか死んでもない感じです。

で、まあそんな感じで5年。
あまりにも相手にしてもらえないので、ちょこちょこ他の人と付き合ってみたりもしていました。
でも、心の中には常にヤツがいました。
そんな女、他の誰とも上手く行くわけがなかった。
だからただズルズルと歳を重ねて、誰とも上手く行かず、好きな人には相手にされず、もう何もかも嫌、みたいになって、それまで毎月どちらからともなく連絡をし合って、朝まで何事もなく語り明かすお食事会も、もうこちらから誘うことはやめようと心に決めた2017年の夏でした。
こちらから連絡をしなくなったら、彼からもぴったりと連絡が来なくなった。
やっぱりか、と。
そら好きでもない女に定期的に告白されるのも大概気っ色悪いよな、と。
こりゃもう20年近くかけて築き上げてきた親友ポジションすら失ったんだな、と思い始めた頃でした。
後の運命を変えることになった、同窓会に出たのです。

まあ、あれだ。
長くなったので続きはまた今度書きます。
あんまりにも誰も読んでくれなかったら書かないと思うので、5年間フラれ続けおばちゃんを憐れんでくれる心優しい紳士淑女はいいねだけでもしてあげてください。
NFTの話には次回で戻るつもりです。多分。

それでは、また今度。





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