失敗にも感謝できる人でいたい

失敗すると落ち込んでしまって
次の一歩までの壁がとても高く感じてしまう人も
きっと多いのでは無いでしょうか。

変化する考え

以前の私はそうでした。
「頑張ったけどダメだった…。」
「自分は出来が悪いんだ…。」
「きっと次もダメだ。諦めよう。」

悪い方へ悪い方へ思考を持っていく
癖がありました。

きっとその方が楽だったから。
頑張らなくていい理由や、
自分自身を諦めていい理由を
探していたんだと思います。

でも今は違います。
勿論失敗をすれば落ち込むし、
沢山反省もする。

それでも、前を向けるようになった。

自分との約束

ヨガ哲学の中で八支則と言う教えがあります。
ポーズだけではなくヨガな生き方をする上で
（精神的にも穏やかな生き方）
欠かせない８ステップの教えです。

その中にあるニヤマ（自分への守る約束）は
さらに５つに分かれていて
そのひとつ『タパス（苦行）』を紹介します。

タパスとは・・・訓練する／努力する事
精神鍛錬のために困難なことを実行する事。
または、人間として生きていく限り
避けられない人生の様々な問題や試練を
受け入れる強さを培うこと。

このように試練や苦しい事さえも
チャンスとして受け入れると言うこと。

逃げたくなったり、恥ずかしくなったり、
苦しくなったり、自信が無くなったり、

でもそこから目を背ける癖ができてしまうと
次の失敗を恐れて、行動ができなくなってしまう。

行動が制限されることで、
他人や周囲のせいにしたくなったり、
自分という人間の可能性を
信じられなくなってしまうと思います。

そういうところから生きがいを
失ってしまうんだと感じます。

失敗や試行錯誤の段階があるから
喜びが大きくやりがいが生まれる。

それでも前を向き続ける人だから
とても人間くさくて泥くさくて輝いている。
人を魅了するのは、
そういったところじゃないでしょうか。

そして失敗したと気づかせてくれる
人物や事柄にも感謝をする。
耳が痛かったり、下を向きそうになるけれど
それが存在しなければ、失敗に気づけず
成長するチャンスが無くなってしまうからです。

そのチャンスをしっかり掴むことさえ出来れば
さらにレベルアップした未来の自分と会える。

現状に満足していないのにも関わらず、
失敗を恐れて何も行動できていないのであれば
それは誰でもない自分自身の問題だと思います。

世界を違う目線から見てみる

私も沢山周りのせいにしてきました。

仕事で言えば、
⇨仕事が辛いのは職場の環境が悪い
　会社のシステムが問題だ
　人間関係が大変なのは周囲の人間が悪い
　やりたい仕事が見つからないのはこんな社会だから

恋愛で言えば
⇨好きな人に大切にされないのは相手がいけない
　恋愛が上手くいかないのは、
　他の事が忙しいからしょうがない
　喧嘩をするのは理解してくれない相手が問題

人生で言えば
⇨幸せになれないのはお金がないからだ
　毎日がつまらないのは時間がないからだ
　人生は親や周囲の環境で左右される
　愛されないのはこんな自分だからだ

仕事が嫌だと文句を言う前に
改善できる工夫はした？
ハローワークばかりに頼らずに
色んな幅広い人達に出会って話を聞いた？
視野を広げようと色んな経験に挑戦した？

好きな相手にはいつもしっかり感謝を伝えた？
時間管理をして大切な人の為に時間を作った？
理解を求める前に、相手を理解しようとした？


お金で買えない幸せに目を向けた？
今の幸せに気づく・感謝できる自分でいた？
つまらないという前に楽しもうとした？
周りのせいにする前に自分で行動した？
愛される事を求める前に、周囲を愛そうとした？

どんな人生を送りたいか

結局人生は自分の考え方次第。
灰色な世界にするのも、
鮮やかな世界にするのも自分次第。

見た目、裕福さ、環境、経験
みんな違う。
不公平に思うこともあるかもしれない。

でも時間はみんな平等に流れている。
使い方は自分次第。

変えられないことも勿論ある。
でも変えられる事もある。

これから何十年も人間やっていくなら
どうせなら沢山笑って
沢山泣いて、沢山経験して、

楽しい人生送りましょう！