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ワンオペ育児が孤独なワケ。

先週、パパ(旦那さん)の仕事が忙しくて

朝子どもたちが目覚める前に仕事に出かけていき
夜も夕飯の途中で帰ってくるか、
遅いと子どもたちが眠って後に帰ってくることもあった。

極めつけは週末土曜日に、
朝から一日中予定があって出かけていき
わたしはひとりで子どもたち3人と一緒に過ごすことになった。

上の5歳と2歳の子どもは
気がつくと10分おきくらいにケンカをしていたし、
末っ子の9ヶ月の娘はおんぶしていないとぐずぐず泣いて
気づけばあっという間に夕方になっていた。

パパも仕事で忙しく、その仕事は
わたしたち家族がこうして暮らしていくためにしてくれていること。

頭では分かっていても、
ご飯を作ってる間にちょっとでもいいから末っ子を抱っこして欲しかったり
真ん中の娘がトイレに行きたいと言いたときにさっと連れて行ってくれたり

そういう大人の手が欲しい。
(猫の手も借りたいとはこのこと)

そして、その場にいなかったとしても
今日あった出来事をただただ聞いて
『大変だったんだね、お疲れさま」
って言って欲しい。

でも、忙しい時は大抵
夫婦でそういう話をする時間すら取れていなかったりする。


この
子育ての大変さを共感してもらうのは

もしかしてパパじゃなくて、
同じように子育てをしている他のママでも良かったりするのかな?
と、保育園の送迎時に井戸端会議をしているママたちをみたときに思ったりもした。

同じ境遇のママ同士、
共感しあえる話題が多いからこそ
井戸端会議は尽きない。

だったら、
わたしがワンオペ育児で頑張っているママたちが
集えるような場所を作ってみるのはどうだろうか?

そう考えた瞬間、
『でも、本当にそれで解決するんだろうか?』
と疑問が浮かんできた。

ママ同士
大変さを分かち合って、お互いを労って
励まし合って、また頑張ろうって
思えるかもしれない。

でも、このわたしの頑張りや
大変な気持ちを一番分かって欲しいのは
ママ友なんだろうか?

違う。パパなんだよな、って気がついた。



恋人同士と夫婦の違いは
目線の先だと思っている。

恋人同士が手を取り合い、お互いを見つめ合うような関係だとしたら、
夫婦は隣に座って肩を並べ、同じ方向を見ているような関係だと思う。
(これはわたしの理想なのかもしれないけれど)

病める時も、健やかなる時も互いを愛すると誓い合った夫婦が
なんだかお互いに背中を向け合って違う方向を見ている。

これってとっても悲しくて
これこそがまさに
育児が孤独になる原因なんじゃないかと思う。
(わたしの場合だけかな?)

『ママを一人ぼっちにしない。』
そういう支援も、もちろん必要で大切。

だけど、
本質はそこじゃなくて。

夫婦で肩を並べて、子どもたちの成長を見守ること。

だとしたら、
今わたしがしなきゃいけないことは
今日パパが帰ってきたら
『お疲れさま。今日はどんなことが大変だった?』って話をして、
パパが見ている景色を一緒に見ることなのかもしれない。

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