協力アナログゲーム三選

アナログゲームというと、勝敗を競ったり、運でなかなか思うように行かなかったりと、勝ち負けにこだわる子どもにはなかなか難しいものです。

ゲームはゲームでも、皆で協力して勝利を掴み取るものを3つ集めて見ました。

①Leo

ボッサボサのたて髪のライオンが、床屋を目指して森の中を進むゲーム。
床屋の開店時間は午前8時〜午後8時までで、タイルで道を作り、色と数字が示されたカードを場に出していくことでゲームが進みます。

例えば黄色の3のカードを場に出し、3つ進む。進んだ先のタイルを裏返すと、動物と時間が書かれています。その動物とおしゃべりしている間に、数字の分時間が過ぎてしまうのです。
ただし、タイルの色が手札と同じ色(この場合黄色)であれば、時は進みません。時間が過ぎない道タイルもあります。

そんなこんなで一日目は適当に進んでいる間に時間がどんどん過ぎ、時計が午後8時を過ぎたらお店は閉店、スタートに逆戻りです。道タイルは裏返しにし、手札もまた配り直し。

二日目からは先ほどめくったタイルの色と動物を覚えながら進んでいくので、ここで相談と協力をしていきます。相談もそうですが記憶が大事なゲームです。小学校低・中学年から楽しめると思います。あと単純にデザインが可愛いです。


②ito

カードゲームだとこちら。
1〜100まで書かれた数字のカードをランダムに引き、自分の数字をお題で例えるならこのくらい、という風に言葉で表現します。

例えば、「飲み物の人気」「おにぎりの具の人気」など・・・色々なお題カードが入っているので、グループの様子でお題の難易度を加減できるのも魅力です。

それぞれが発表した後は、相談をしながら数が小さい順になるように場に出し、すべての数字を順番に出すことができたら成功です。

それぞれの主観も入っての表現になるので、「君はそれ好き?」「他に何と迷った?」など、いろいろ突っ込む質問をしながら取り組んでいって、成功した時の一体感は非常に気持ちがいいです。
小学校高学年〜中学生におすすめのゲーム。


③パンデミック

時事的にしばらくお蔵入りしていましたが、最近ボチボチ遊び始めたボードゲーム。

ウイルスが蔓延した世界で、科学者や衛生兵など、それぞれの役割を持ったプレイヤーたちが、世界各地のウイルスを除去しながら、4種類の特効薬を作るというもの。

プレイヤーカードを使って移動したり調査基地を作ったり特効薬を作りますが、感染カードをひくごとにあれよあれよと増えるウイルス。途中出てくるエピデミックカードが、さらなる事態の悪化を招きます。

ルールが結構複雑なので慣れるまでは大変なのですが、本当にあちこちにウイルスが広がっていくので、みんな必死にプレイして、勝利した時の一体感は非常に嬉しい。でも、なかなか勝てない・・・悔しさも共有できるというゲームです。

中学生くらいになると自分で考えて動かせそうです。大人でも十分楽しいです。


年齢書きましたけど、大人も子供も楽しめるのでぜひ一度やってみてください。



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