インドネシア出身19歳ピアニスト Joey Alexanderの初来日ライブ最高でした
Joey Alexanderとは?
二言で言えば、インドネシア出身のメチャウマピアニストです。
以下はChatGPT with Web Browsingによる要約です。
もうすぐ20歳という若さ。
そしてインドネシア出身というのが珍しい。
そんなJoey Alexanderが初来日!
5/30からの3日間、ブルーノート東京でライブが行われました。
最新アルバムの”origin”から曲を引きつつ、スタンダードも入ってたみたいですね。
以下リンクは公式のライブレポート。
ちなみにバンド構成は以下の動画と同じです。
Joey Alexander (p)
Kris Funn (b)
john Davis (d)
感想
いや~~~~~~めっっっっっちゃよかった!!!!
期待はしていましたが、これほどよいとは思っておらず、良い方向に期待を裏切られました。
Originは事前に聴いていましたが、ライブとなるとすっかり雰囲気が変わっており、リズムを揺らした即興から多彩なフレーズが登場して、ひとしきり広げたところでドラムとベースが加わって、ビシッとメインテーマが決まるところまで、ツカミ完璧。
そしてピアノソロをしっかり支えるリズム隊が大変よい仕事をしており、ピアノのほうに視線をやりながらバッチリ支えるベースと、気持ちいいフィルインとキメのアクセントが映えるドラム。最高。
正直、予想外に良かった部分の半分くらいはリズム隊の気持ちよさがあったように思います。土台がしっかりしていると安心して聞けるし、ピアノソロも伸びますね。
Joey氏は予想以上、リズム隊は完全に予想外に良かったので、すばらしい驚きがありました。
シンセ(メロトロン?)でのコードワークも大変オシャレで、音符の数は多くないのにめっちゃめちゃにグルーヴィ~~~~な空間ができあがり、音楽だけで酒がグイグイ飲めてしまう最高空間。
いやもうリズムの気持ちよさがベストオブマイライフだったかもしれません。
ベースがあまり主張してなかったように感じましたが、バンド全体のバランスとしてそれがハマっていたし、ドラムは手数多めにしながらしっかり空間を感じさせる懐の広さがあり、その上に乗ってわんわんと鳴る美しい和音を聴いているとものすごくキマる。
酒といえば、ブルーノート東京は講演に合わせたオリジナルカクテルを提供します。
今回はOriginの1曲め、Remenberingをモチーフに、ジンベースに白ぶどうジュースとキウイを合わせた爽やかなカクテルでした。ゴクゴク飲めます。(ゴクゴク飲んでいい値段ではない)
Joey Alexanderという名前を覚えている程度にはファンでしたが、今回のライブで完全にハマりました。もうずっと新譜を追いかけ続けることでしょう。
20歳の段階でこれだけのライブができるなら、これから追いかけてったらどうなってしまうのか、もう楽しみで楽しみでしゃーないです。若くてありがとう……たくさん食べて大きくなりな……
名だたるアーティストが注目するのがよくわかる、素晴らしい体験ができました。
ブルーノート東京、コロナ期間中はしんどかったでしょうけど、こうした機会を提供してくれる場所が存続して本当に良かったです。
ジャズクラブではありますが、クラシックやR&Bなど、様々なジャンルが登場する場所でもあります。
もちろん相応にお高いですが、それに見合う(それ以上の?)体験があるので、生演奏からしか得られない栄養素がほしいときはぜひ行ってみましょう。
公演予定は以下から見られます。
ご覧いただきありがとうございます! 知りたい内容などあればご連絡くださいね。