見出し画像

育児記その11 -赤はバブバブ言う-

新生児のころに(子どもがバブバブ言うのって漫画的表現だったんだな…)と思ってました。
そもそも新生児には濁音が出せません。

しかし濁音が出せるようになったらどうか!?

赤はそろそろ8ヶ月。
なんとなく濁音が出せるようになってきて、寝ながら、紐を噛みながら、ぐずりながら、バゥバァッババゥバと声をあげています。

最初はなにか不満を訴えているのかなと思いましたが、単に今までとは違う音が出せるようになって面白いようで、バッバッバッマッマッバッマッバとリズム良く発しながら手足をバタつかせています。

声を出さなくても、唇をブーーーーーーーーーーーーと鳴らしていることもあります。どうして?
トランペットなど与えてみれば音が鳴りそう。
始めるか…英才教育…?

結論として、赤ちゃんはバブバブ言う

バブバブというか、バッブァッバッバッブァブみたいな音を出し続ける。

なんというか、赤ちゃんって最低限の機能でリリースされている。
その機能のなかでいろいろと試してみて、どこかのタイミングで寝返りになったり濁音が出せたりして、それを繰り返し使うことで機能が拡張・強化されていく。
人間は偶然に育っていくもので、赤は常に偶然を探し続けているんだろう。

わたしたちのように大人になってしまうと、すでにある機能だけで日々を暮らせてしまうので、偶然に頼ることは少なくなっていくんだけど、赤を見習って偶然を探しにいくほうが良さそうだなと感じます。
どこだ偶然。ロマンはどこだ。

ご覧いただきありがとうございます! 知りたい内容などあればご連絡くださいね。