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水道(KM5111(Z))に分岐水栓(CB-SKH6)を接続したメモ

ざっくりまとめ

引越し先の賃貸で食洗機を使うため、水道に分岐水栓を追加しました。いろいろ失敗があってサイコ~~~~につらい思いをしたので、手順をメモっておきます。原状回復はこれを逆に進めればOKってワケ。
残念ながら写真は撮ってません。

手順まとめ

  1. 食洗機があったら皿洗いの手間を減らせることに気付く

  2. 自宅キッチンの寸法を測る

  3. 配置可能な食洗機を入手する

  4. 自宅水道の型式に合う分岐水栓を調べる

  5. 分岐水栓を入手する

  6. 業者に頼んだほうが楽じゃない……?という気持ちを振り切る

  7. 必要な工具を入手する

  8. 水道分解→分岐水栓設置→食洗機接続

  9. 汚れた食器を全部食洗機に放り込んで洗っている間にコーヒーを飲む

分岐水栓取り付けメモ

賃貸なので、まず管理会社に「分岐水栓つけるよ」と連絡し、「原状回復ちゃんとしてね♡」と言質を取って開始です。

業者断られ編

取り付けが面倒だったので業者に依頼しようとしたんですが、「賃貸マンションは管理会社からの申込みでないと請けられません」「うちの会社は分岐水栓の接続請けてないんですよ」という回答が重なって挫折。
相談したうちの1社から「分岐水栓をつけてトラブルが起きると面倒なので、今は個人でやってるところじゃないと請けてくれないと思います」と伝えられました。そうなの?そうらしいです。

分岐水栓調達編

自力設置に向けて前進です。
自宅の水道は配布された取説でKVK社のKM5111(Z)とわかるので、これに合致する分岐水栓をPanasonicのサイトで検索します。

https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/bunki/search.html

なお、KM5111(Z)で検索すると該当商品はなく、KM5111で検索すると見つかります。派生品までは対応していないようですね。これでつまづく人がいそうだな~と思いました。

既設水道撤去編

元栓を締める。
まず、シンク下部の元栓に樹脂製のカバーがはめられているので、これを引っこ抜く。結構固くはまっている。
その後、元栓を締める。水側とお湯側があるので、両方。手ではまったく動かせないので、クッソ狭いところにデカいモンキーレンチを差し込んで作業することになりすごくつらい。狭くてストレスだったので、作業中に何度か「アァ!!」と叫んでしまいました。
締め切ったら水道を開けて水が出ないことを確認。水側とお湯側の両方。

つぎに、カバーナットにアクセスできるように水道上部を取り外す
説明書では「ネジを外しましょう」と書かれているが、ネジなんか無い。ので、力付くでぶっこ抜く。金属製でしっかり固定されている水道が、私の腕力程度で壊れるわけはないと信じる。実際それで合ってたので力こそ正義。

カバーナットを外す
再度モンキーレンチの出番なんだけど、カバーナットを外そうと力を入れると水道本体がまとめて回転する。ついでに汚らしい水がじわりと滲む。
説明書では「本体が回っちゃう場合はプライヤーで固定しよう」と書いてあるので、しぶしぶプライヤーを追加購入。活躍の機会が明らかに限られている工具を買うのは抵抗がある。
プライヤー購入後、再挑戦。右手にモンキーレンチ左手にプライヤーの構えで回してみると、握力の不足により水道本体が回転する。アッハハ
最終的にプライヤーは私、モンキーレンチは妻が担当して、二人がかりでどうにか回すことができた。一度緩んでしまえばこちらのもの。二度と逆らうなよ。

分岐水栓を準備する。
分岐水栓はデフォルトで水しか出ないようになっているので、中の部品を入れ替えてお湯も出るようにする。部品がスポンと抜けるので気持ちがいい。
食洗機は給水して中で加熱しているはずなので、意味があるかと言えば、無い。

分岐水栓を設置する
穴にはめる。そんだけ。
説明書などには「パッキンをなくすな!」「パッキンをなくしがち!気をつけましょう!」「パッキンがついていることを確認しましょう!」と異様にパッキンを気にかける様が見られる。パッキン!大丈夫か!?パッキーーーーン!!

分岐水栓のネジ山が上手く噛んでくれなくて、しばらく無駄にネジを回し続ける羽目になりました。どこにもたどり着くことのない回転。

カバーナットを戻す
あとは復帰していくだけ。
カバーナットをかぶせて、ネジを締める。
このとき分岐水栓自体も回ってしまって、変な方向を向いてしまわないように注意が必要。(食洗機のホースはあまり曲がらないので、水栓の向きが悪いと接続できなくなる)

水道上部を戻す
外したときと同じです。
つまり、力です。

分岐水栓の開閉栓をつける
付け方に迷うところはないが、ここで突然2本目のモンキーレンチを要求される。付け根と回転部の2か所を固定して締め込みましょう!は?!何!?今!?今急にそれを言う理由は何!?!?
流石に面倒だったので、モンキーレンチ一本とmy hand(握力40kg)でどうにかしました。いつだって頼りになるのはこの体。最後には肉体に頼ることになる。
一応、水を通してからしばらくは水漏れがないかチェックするのと、定期的に緩みがないかチェックする。

ちなみに締め込む際に開閉栓も動いてしまうのが厄介。上手く向きを揃えるしかないです。

食洗機接続編

特筆すべきことはありませんが、しいて言えば、食洗機台の高さがうまく合わないので、ダンボールでお洒落に高さを稼いであります。水漏れがあったらダンボールが濡れるのですぐわかってよいですね。
前述のとおり、ホース類はあまり人間の言うことを聞かない素材でできているので、配置位置だけでなくホースの取り回しまで設計したうえで設置することをオススメします。具体的には、一回仮置きしたうえでホースを引っ張り回してみること。分岐水栓をつけてからホースが届かないことに気づいたりすると、今までの努力が水泡に帰すので無力感で心が砕ける。

使用したものたち

食洗機

自動で食器を洗ってくれる箱。

うちにあるやつは生産終了で載ってないですが、うえのリンクの親戚みたいなものです。

水道

既設の水道。

うちにあるやつとは違うんですが、親戚みたいなものです。

分岐水栓

水道の型式に合う分岐水栓。
どの分岐水栓が合うのかは、Panasonicのサイトで調べることができます。水道の型式だけは自分で調べる……というか取説などで確認しましょう。それがわからない場合は多分どこかで嫌になるので大人しく業者に頼みましょう。

モンキーレンチ

鈍器にできそうな程度にサイズが大きいモンキーレンチ。
普通の六角レンチだと不便なので、覚悟を決めてモンキーレンチを買いましょう。買うときは、値段よりも「この鈍器を部屋に保管し続けるのか……?」というのが問題。諦めるしかない。いざというときのマスターキーだと思いましょう。

プライヤー

カバーナットを外す際に水道本体が回ってしまうのを防ぐ工具。
不要と思っていたんですが、カバーナットがガッッッチガチに固着していたため購入。瓶の蓋を開けるときにも使えるそうです。

瓶の蓋が開かなくて困ってる人の前に、これ持って躍り出たらめちゃくちゃ不審ですよね。

まとめ

基本的に腕力でどうにかするしかない。
やっぱ食洗機があるってサイコー!!

食洗機を使う場合は、食洗機可で同じ形の食器だけ使うようにすると、食洗機rabilityが高くてよいです。

ご覧いただきありがとうございます! 知りたい内容などあればご連絡くださいね。