来館感想:絹谷幸二 天空美術館
本日は日記でござい。
本日は大阪駅に用事があり、早めに終わったので蔦屋書店と天空美術館に寄ってきました。
以前から興味があった天空美術館、ビルの27階にあって景色がメチャいいです。
絹谷幸二さんの作品を取り扱っており、いくつかのゾーンに分けて展示されています。
チケットを買って入館すると、いきなり宗教観と宇宙観がすごいことになっている3D映像を見ることになります。仏像…炎…龍…富士山…大阪城…ウワーーーーッ!!!!
古き良き3Dメガネをかけるので、メガネ勢はやや苦しい思いをします。しました。
順路にしたがって進んでいくと、色彩がバッキバキで、仏教があって、龍がいて、歴史があり、キュビズムとフレスコ画、イタリア、憧れと郷愁、立体キュビズム、色彩!!
なんというか、要素がすごい強い。
展示されていた中だと『天空の夢』『ガンダーラ』『イタリア天空の夢』などが好きです。あと名前忘れたけどビルの周りを龍が飛んでるやつ。
青が綺麗で気持ちがいいですし、原色!!原色!!という感じなのに不思議とうるさくない。いやうるさいけどバランスが良い?わかりませんが気持ちいい色彩です。
公式サイトに作品集があるのでぜひ見てみてください。
でもやっぱり実物のでかさで見ると気持ち良さがアップしますのでぜひ実物も見てください。
キュビズムなので、我々美術に詳しくない勢としてはどうしてもピカソを思い出しますね。
美術史を追いかけるとキュビズムがどういう意味/意図を持ったものかわかって面白いと思います。私は説明できるほど詳しくなく、なんとなく面白い試みなんだなという程度の理解です。
あと、絵画だけじゃなく彫刻もやっているとのことで、ビルに巻き付いている龍の存在感がもったりとしていて、不思議な威圧感がありました。
全体として宗教感が強く、私も開幕の3D映像でちょっと気後れしたところがありますが、バキバキ色彩とフレスコ画(壁画)と富士、大阪城、仏教、イタリア!!という要素でぶん殴られるのには価値があります。
創作をやっている人なら感じるところがあると思いますのでぜひどうぞ。おすすめです。
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