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月15冊本を読むための心掛けリスト

この記事は基本無料です。おすすめの本を紹介する投げ銭部分のみ100円の有料となっています。

私の家では、「本なら何冊でも買ってくれる」という手厚めの福利厚生のような制度がありました。引越しも本との近さが考慮された様で、図書館が徒歩3分ほどのところにあり、本を読みやすい環境だったと思います。

しかし、そのような環境にあっても子供時代、私は読書家にはなれませんでした。本読むのって集中力もいりますし、頭も使うので億劫になりがちなんですよね。

それでもなんとなく本を読んだ方が良さそうという焦燥感で20年弱かけて読書量を増やし、今では月に15冊以上読むようになったので、その工夫をまとめてみます。

環境をつくる

Kindleをやめる

1番やって良かったことのひとつは、Kindleをやめたことです。リアルな本は場所をとりますし、引っ越しも大変ですし、思い立った時に読むこともできません。しかしそれを差し置いてもリアルな本を買うのにはメリットがあります。

リアルな本の良さのひとつに、終わりが見えることがあります。例えば本を読みたい本を2冊机の上に置いておくと、視覚的に今日の読書の終わりを感じることが出来ます。
本の進捗もどのくらい進んだのか確認しやすく、「ここまで読み切ろう」という意志力が読書を後押ししてくれます。

そのほかにも、今回紹介する「読める積読をつくる」「篭って読み切る」などは実体の本でしかとることのできない方法です。

例外として、漫画や自己啓発本などは読み切る意思がそこまでいらないので(漫画は先が気になってしまうし、自己啓発本はパラパラ読んでも読み終われる)Kindleで買っています。

読みたくなる積読をつくる

積読を読みたくなるように生活を設計していて、生活でよく通るところに本棚の一つを置き、その一角を積読コーナーにしています。

最下段がまだ読んでいなかったり、もう一度読み込みたい積読コーナー。今は少なめ

まとめておいておくことで、読みたいなと思う頻度が上がりますし、この一角を消化したいな、と思うので動機づけがしやすいです。
長くいる頻度の高いソファとベッドの近くに本棚があるので、夜寝る前にソファに座っていてふと手に取って一冊読むこともありますし、ベッドライトをつけて寝床の中で読むこともあります。

読書に対する姿勢をつくる

感覚的な部分の話ですが、「本読まなきゃ!」ではなく「本は読むもの」と思うことにしました。お風呂は入るもの、ゴミは捨てるもの、ご飯は食べるもの、本は読むものと当たり前と思って生活に組み込みます。
冊数の目標を持っても良いですが、私は達成できなかった時やる気が落ちてしまうのでやっていません。

機会をつくる

休日にカフェや銭湯に篭って読み切る

休日には、カフェや銭湯の休憩室に篭って読んでいます。できればスマホやパソコンは家に置いておき、そのあと予定がある日は家に帰るべき時間だけわかるよう時計だけ持っていきましょう。読みたい本を持ち込んで、デジタルデトックスしながら読み進めることで読書に集中できますし、この分だけ読み切って帰ろうと目標にも立てやすいです。

カフェで作業をする時は、雰囲気や椅子の座り心地と机の高さ、広さがちょうどいいお気に入りのカフェを見つけておくと気分が上がります。

人と読む

ここまでは1人で読むための工夫でしたが、そのほかには人と読む機会を作ることでも読書を習慣化しています。
たとえば、毎週水曜朝には友人と読書会を開いていて、どれだけ忙しくても読書に集中してしまう機会を作りました。また読書会では、本についての議論をしていて、人それぞれの視点から見た考察を聞くことでより深い理解が得られます。

そのほかにも、一つの課題図書を使ってペア読書をしてみたり、友人とカフェやスーパー銭湯に篭って本を読む日を作ったり、飽きないよういろんな機会を意識的に作っています。

読みたい本を見つける

本屋や図書館に行く

本を読むためには、読みたいと思う本が必要ですよね。ネット上で検索して本を買うのも良いですが、実際に本屋に行って手に取ってみるとより読みたい本を見つけやすいように思います。
私はよく新宿などの大型書店や街のブックオフ、街の図書館に行っています。特に高い本や貴重な本を読みたい、または1日本に浸りたい平日や土曜は霞ヶ関にある国会図書館に行きましょう。国会図書館は国内にあるほぼ全ての本が読めるので、金欠でも本が楽しめる最高の場所なのです。日本すごい。

このように探すと普段Amazonでサジェストされない面白そうな本も見つけることができるので重宝しています。例えば最近は「どんぐりハンドブック」といった普段出会わない本を買いました。

Amazonを探索して、気になる本は「あとで買う」に入れておく

Amazonを探索して、見つけた本を一旦カートに入れます。そうして読みたい本をポンポンと入れていくと、気づけばすぐ3万円4万円の域に行ってしまいます。
私は一人暮らしをしていて3万ぽんと出せる金銭感覚ではないので、いったん入れたカートからよりすぐりの数冊を買いますが、残りは削除してしまうのではなく「あとで買う」に入れておきましょう。そうすると積読予備軍として今後読みたくなった時に呼び出せますし、国会図書館や書店に行く際の試し読みリストにすることも出来ます。

人のおすすめの本は全部買う

例えばすごいなと思う考え方を持った同僚や先輩、食事した人に良い本を聞いてみたり、おすすめ本を紹介するnoteに書いてある本を買ったりしています。読書の幅が広がりますし、そのあとお薦めしてくれた人とその本について話す時間はとても楽しいものです。

以上、私が実践してきた、読書量を増やすための工夫をご紹介しました。皆さんおすすめの本があれば教えてください。すぐ買います!

以下投げ銭コーナーとして、100円で私からのおすすめの本を11冊ご紹介しています。11冊のうち教養系は6冊、デザインの本は5冊ほどです。読んでくれた方がいたら、ぜひ考察を語り合いましょう。

おすすめの本 教養編

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