転職の秋。新しいECへの挑戦
10月という2桁の月が近づくと、「もうすぐ今年も終わりか…」と軽くエモい気持ちになってしまうのは私だけでしょうか(笑)
そんな変わり目の月ですが、仕事を変える人も地味に多いのが10月。
今年は私もそのうちの一人でして…
昨日、正式に丸5年(2013年10月〜2018年9月)勤めた上場メーカーを辞め、10月からベンチャーで働くことになりました。
このnoteでは、前職の会社で経験したこと、辞めて転職した理由、次の会社でチャレンジすることについてお話ししたいと思います。
上場メーカーでの貴重な経験
私はどこで働いていたのかと言うと、2018年7月に上場した株式会社MTGで働いていました。
ビューティやウェルネス関連の商品(美容ブランドReFaやトレーニング・ギアSIXPADが有名)を開発するだけでなく、販売やブランディングも一貫して行っている会社です。
▼MTGの主力ブランド
そこで、ECサイトの更新作業、制作ディレクション、販促ライティング等のフロント業務を幅広く担当してきました。
主に楽天市場店におけるキャンペーンの更新やディレクション、メールマガジンの配信など売り上げに繋げるための運用を担当しました。
EC業界未経験で入社し、何も体制が整っていないところから業務を作り上げていくことの大変さを知り、当時自分の未熟さに何度も社内で泣きました(笑)
入社した当時、制作メンバーは私含めたった3人。
ECの基本だけでなく楽天市場店の運用方法すらよくわからず、マニュアルもなく、毎日のように一から調べて、わからなければ担当の楽天コンサルタントの方に電話をしてアドバイスをいただく日々でした。
ただ、そんな中でパートナー会社さんや上司、自分で学んだことを素直に活かしていきました。コツコツした更新や泥臭い改善・販促を愚直にし続けた成果が出たのか、2014年度には楽天市場店が初めて年間の賞「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」をいただく場面に立ち会うことができました。同時期に社内の営業全体の中で「ベストプレーヤー賞」もいただき、両方のタイミングで号泣したのは良き思い出です(笑)
悔し泣きも嬉し泣きもできるような環境に身を置けたことは、自己の成長に繋がったのではと思います。
▼楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーとは
その後も、おかげさまで「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」を2014〜2017年度の4年連続で受賞し、有難いことに4回とも受賞式に参画させていただくことができました。(もちろん私だけの力ではなく、関係者全員の力が結集したため。何よりお客様のおかげ…!)
在職中は、他にも部署内で「ベストサポーター賞」や「チーム賞」、「月間MVP」等も色々いただき、貴重な経験をたくさん積むことができました。
20代後半すべてをこの会社に捧げ、ECという側面から少しでも業績に貢献できたことは嬉しく思いますし、1つのサイトを成長させることの楽しさを体感しました。また、何より2018年7月に上場の瞬間に立ち会えたことは、自分の人生において大変貴重な経験でした。
最後の1年間は自社ECサイト(本店)の販促担当(メールマガジンやLINEの制作ディレクション)になり楽天市場店からは完全に離れましたが、楽天様には4年以上もお世話になりました。
昨日、社内で送別会もしていただいたのですが、5年間の思い出アルバムやプレゼントまでいただき感無量…!
また、嬉しすぎたのが寄せ書きの中にあったイラスト。大好きな楽天パンダと私の2ショット!前職と楽天様には本当に感謝しています。
大好きな会社を辞めて転職した理由
辞めようと思ったキッカケですが、実はTwitterなんです。
と言っても「Twitterで気になっていた企業から声がかかり…!」という華やかな理由ではありません(笑)
いろんな人の発信から刺激や新たな気づきを得たり、自分も発信することで「私って実はこんなこと思ってたんだ」と客観的な視点から自分の考えが整理できたりしたことが要因としてあります。
元々毎日更新するタイプではなく放置気味タイプだったのですが、2018年3月に塩谷舞さん(@ciotan)のWebライティング講座(2日間)に通ったことを機にTwitterに興味をもち、ちゃんと更新するようになり…。
実は私のTwitterアカウント(@ayuco_nacanici)、当初EC関連のニュースのみを呟いていたのですが、いざ呟きはじめていくと美容・健康ジャンルのテクノロジー関連やWebサービス、プロモーション等のマーケ関連の呟きが自然と増えていきまして。
「あれ、私もしかしてそういう分野にも興味があるのかな?」と気づいたのです。
また私は名古屋に住んでいたこともあり、趣味でIDENTITY名古屋(@idn_ngy)という名古屋の魅力を紹介するメディアで記事をたまに書かせていただいていたのですが、以前とあるイベント記事を書いてツイートしたら、そのイベント主催者の方から「紹介された!嬉しい!」とコメント付きでリツイートしていただき純粋に嬉しくて。
記事をみてくれた方々が「行きたい!」とか「楽しかった!」と反応してくださっているのをみていると「やりがい最高!」と。
発信したことに対してポジティブな反応があると、やはり嬉しいものですよね!
「自分が興味のある分野のWebコンテンツで誰かの行動を変えるきっかけをつくることは、大変やりがいがあるのでは」と考え、それを本業にしたいと強く願うようになりました。
さらに単純な私は「読者だけでなく情報提供元の方にも喜んでもらえたら、喜びが2倍になるのでは」と考えたのです。
もちろん自社ECサイトの売り上げが上がるとやりがいありましたし、会社も人も商品も好きでしたが…自分が本当にしたいことを実現するには、社内事情もあり中々の時間がかかると判断。
悩みましたが人生において後悔だけはしたくないため、ご縁のあった会社のビジョンや人に惹かれたこともあり、今回転職するにいたりました。
ベンチャーですること
次に選んだステージは、ヘルスケアのプラットフォームをつくっているベンチャー、株式会社FiNC Technologies。ヘルスケア/フィットネスアプリと連動した、ECコンテンツの企画にチャレンジします。
▼提供しているFiNCアプリ
企画〜ディレクション、納品、数字分析まで一貫して実行する予定なので中々大変そうですが、精神的にもスキル的にも無事に鍛えられそうです!
数字としっかり向き合うことでお客様・パートナー会社様のニーズを的確にくみとり、会社の成長にも貢献していきたいと思います。
仕事を通じて、女性の悩みや疲れを解放する商品・コンテンツを最適に届けることで、前向きに行動するきっかけに繋がれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
平成最後の秋は、転機のスタートとなりそうです。