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2019年、別居します。

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

さて、2年ぶりくらいにnoteを更新したうえに、新年早々、冒頭から何を言っているんだ?という感じかもしれませんが、わたしは今年ダンナさんと別居することになりました。一部の仕事関係の人にはその経緯についてお話していますが、改めてその理由についてまとめてみました。

きっかけは「今年4月からダンナさんが神奈川で働くのが決まったこと」でした。

ダンナさんの職業柄めちゃくちゃ朝早く、夜も遅くなりがちなので、通勤時間が長くなるのはさらに心身ともにつらくなります。それにダンナさんはいわゆる「職住近接」派。いま夫婦で暮らしている自宅も、ダンナさんの職場まで徒歩で通える距離にあります。神奈川で就職する以上、神奈川(もしくは神奈川に近い東京のどこか)へ引っ越すのは、私たちにとっては当然のことだと考えていました。

じゃあ、わたしも一緒に引っ越せばいいじゃん、って話ですよね、普通。どちらかというと、わたしのほうが仕事や時間の自由がききますしね。7年前にシンガポールへダンナさんが転職したときもついて行ったわけですから、それと比べたら神奈川だったら全然行けるじゃないかと。

でも、わたしは「絶対に東京から動きたくない」と言ったんです。

それは「いま、とにかくめっちゃ働きたい」から。

いや、それでも神奈川と東京くらいの距離感だったら余裕じゃん!って思いますよね、普通。都内に行くのが難しいときはリモートで仕事してもいいわけですし。それでも、物理的に東京から離れるのがどうしてもイヤだったんです。

以前、シンガポールに住んでいたときはリモートで日本の仕事をしていました。でも、実際リモートでやってみると、うまくいかないことも実はあったりするし(特に人間関係まわり)、リモートでできる仕事とどうしてもできない仕事っていうのもある。いま私が関わっている仕事はリモートでできない(もしくはリモートじゃないほうがいい)ものが割と多いんです。

それに、物理的に距離が離れるほど、どうしてもフットワークが悪くなる。移動時間や終電の時間を気にしながら仕事するのも、どうしてもイヤだと思ってしまったんです。

そして、めいっぱい働くために「主婦としての自分からも解放されたい」という思いもありました。

わたしは仕事第一な人なので、現時点でも主婦の仕事をだいぶ放棄しています。ただ、自分で放棄しているにもかかわらず、そのことをずっとずっと引け目に思っていました。

ダンナさんは心が広い(?)ので、私が家事を放棄していることに対して何か言ってくることはありません。それでも私自身は「家事ほとんどやってない妻」であることに対して、ずっと後ろめたい気持ちを持っていました。共働きでもきちんと家事をこなしている奥さんはたくさんいる。わたしは仕事を言い訳にして、家事をサボっているだけじゃないか、と。

別居することで、その思いからも解放されるかもしれない、と思ったのも事実です。妻として、嫁として、本当に最低だなと思います。

でもやっぱりわたしは器用じゃないから、主婦業と仕事をうまく両立できない。いまは自分自身がやりたいことを優先したい。先のことはとりあえず置いておいて「とにかくいま仕事を頑張りたい」と思ったんです。

こんなワガママを受け入れてくれたダンナさん、そして、私とダンナさんの家族にはとても感謝しています。本当にありがとう。

ちなみに引越し先ですが、最近は目黒方面のお仕事が多いので、その辺に決めました(最寄り駅は不動前駅と目黒駅)。約9年ぶりの一人暮らし。なんだかんだ言って淋しいかもしれないので、ふらっと遊びにきてもらえると嬉しいです。

ということで、2019年はこれまで以上に「とにかく働きたいモード全開」です。がんばりますので、たくさんお仕事ください(笑)。今年もよろしくお願いいたします。


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