たしかなこと

どの自分もほんとうな気がするし、
ほんとうじゃない気もする。

現実だったのか
夢だったのかさえ
いまとなっては定かではないし、
まあどちらだったとしても
さして問題はない。

確かなのは
いまここに立っている、ということと
さっきなにを食べたか、ということと
あのときあの人に愛された、という
ことだけだ。

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