心理士が「わからない」と患者に対して伝えてくる時。

ここ数週間、カウンセリングの中で、心理士さんに「なんでそう考えるのか、わからない」と言われて、面接が続かないことが頻発しています。
「わからない」と言われて、理解しようとしてくれないのです。
「わからないから、もう少し気持ちを聞かせてくれる?」とか「もう少しヒントないかな?」とか言ってくれるなら、理解しようとしてくれる気があるんだなと思いますが、「わからない」と伝えられて、それ以上の言葉がありません。
これでは、歩み寄りたくても、キッカケをなくしてしまいます。
カウンセリングが長期に及んでいるから、なぁなぁになってきているのでしょうか?
私の担当の心理士さんは、自分の興味のある事には、とても食い付きがいいです。自分の野望の話や、勉強したい精神療法の話をしてくることもあります。
でも、今考えると、それって私のためになってますか?と思うのです。
心理士として、向上心があるのは悪いことではありません。むしろ、いいと思います。でもそれは、患者の私とする話ではないと思うのです。同僚としたらいいと思うのです。
私の話に集中してほしい。
前の心理士さんは、自分の話をほとんどと言っていいほどしませんでした。趣味の話なんてもってのほか。その代わり、毎週きちんと私に向き合ってくれました。「なぜ?どうして?」をきちんと聞いてくれる人でした。こんがらがったら、考えを図式化して、話してくれました。
今の心理士さんは、メモはとる(自分のために)。「記録しとかないと忘れちゃうから」と。
患者を何人も連続で受け持ってるから、覚えていられないのでしょう。でも、患者側からしたら、「忘れる程度の話しかしてないんだ」となります。
患者に対して「あれ?そんなこと言っていいの?」と思う発言が多い心理士さんが、今の心理士さんなのです。
そりゃ、信頼関係も築けませんわ。
ある程度の線引きは、巻き込まれないためには必要だと、私は理解しています。ただ、枠や線引きに囚われて、本質を見失っては意味がないと思うのです。
臨床心理士・公認心理師を持っている人ですが、自我が強すぎて、私が合わせる感じになっています。自身の芯がしっかりしてるのは大事だと思います。だけど、患者の考えを理解しようとしない人にカウンセリングを続けてもらう意味はあるのでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?