見出し画像

「不安」との向き合い方

こんにちは。5月病という言葉があるが、自覚したことがないなと振り返って思う今日この頃。さて、職を変えて2年経ち、他の士業と一緒に働く中で自分の特性が見えてきたのでその話をしてみる。

最も痛感したのは、「書類仕事(事務仕事)が積み重なることが大嫌い」だったこと。これまでの仕事(ケアマネ等)では、せいぜい実績入力急がなきゃ程度のもので、事務仕事が溜まるようなことはなかった。事務所の司法書士の仕事机は書類の束が山になり、休みの日にせっせと片付けつつも時にうっかり「塩漬け」になっていることもあるようだ。それでも飄々と日々過ごしている。私は仕事が溜まると、溜まっただけストレスも半端なく感じる。「あれを忘れずにしないと」「これは来週郵送しないと」と、覚えること自体もストレス。GoogleのTodoリストも活用してるのだけれど、休みの日にもつい思い出しては気が重くなっている。そして事務作業ばかりに気を取られ、ソーシャルワークが疎かになっていることに最近気づいた。事務所的に「仕事やってますね」、と評価されるのはソーシャルワークの部分ではないのでなおさらだ。

最近、自分を客観視して考えてみた。事務仕事が多いのは確か。なんとか工夫をしながら効率よく処理する意識をするしかないのだが、もう少し「常に仕事がある」「長期間かけて少しずつ終わらせる種類の仕事がある」状況にある意味「慣れる」必要がある。私は仕事のミスは絶対にしたくないという意識が強すぎる。原因は、自らの仕事を適切に処理できないことへの恐怖。元来不安を感じやすいタチで、これまでは不安感を仕事に向かう意欲と集中力に変えてきた。不安感も悪いことばかりではないのだが。

大切なのは新たな現状に適応していくか。机に仕事が山積みな司法書士の方々を見習った方がよいと思う。とんでもないメンタルの強さだと感心する、いやほんとに。スピードも処理の正確さも無論大切。しかし「適切に処理できないかも」とビクついて心が汲々となっていてはどうしようもない。道理に合わない不安感には価値がない。ある程度達観して、「こんなに仕事があるわぁ。ボツボツやろうか」と気軽に構えつつ、本来の使命であるソーシャルワーク、つまり本人に会い、アセスメントし、課題に介入していくことを意識していこう。人間の特性(傾向)は真逆には変わらないが、私は自らの特性と手を繋ぎ直す時なのだろう。

このnoteを見ているごく少数の奇特な方へ。ただの独り言ブログで申し訳ないです。お読みいただきありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?