見出し画像

社会福祉士の可能性〜AIはこう答えた〜

今週はまずまず快調に乗り越えることができた。司法書士事務所に転職して2ヶ月。今のところ対人関係も良好。問題があって退社したわけではないので、以前の人脈とも付き合いが続いており幅が広がったという感覚。今日も市民向けに成年後見制度の講演を頼まれた。時間に余裕はないけれど、できるだけ協力していきたい。業務の効率化も考えていきたい。そのために多少の出費もやむを得ずだ。
さて、私のような法律系の事務所等に勤める社会福祉士は、身近に数名いるのだが、その人たちとコミュニティを作りたいと思っている。社会福祉士の可能性、つまり多様な職種、事業との協働で、活躍の幅を広げることができるのではないか、自ら投げかけた仮説を証明していきたいと思っている。

chat -GPTは優秀なアドバイザー

話は飛躍するようだが、チャットGPTは今や誰でも知っているだろう。私も時々利用している。前述した講演だが、チャットGPTに講演のアウトラインを考えてもらった。それが以下の通り。

タイトル: 成年後見制度とは―家族や自分自身の将来の保護を考える

成年後見制度の講演会の骨子は以下のようになるでしょう。

タイトル: 成年後見制度とは―家族や自分自身の将来の保護を考える

  1. 導入

    • 成年後見制度の重要性と目的の説明

    • 成年後見制度が必要となるケースの例示

  2. 成年後見制度の概要

    • 誰が成年後見制度を利用することができるのか

  3. 成年後見人の役割と責任

    • 成年後見人の役割と責任の概要説明

  4. 成年後見制度の手続きと申請方法

    • 成年後見制度の手続きの流れの説明

    • 成年後見制度の申請方法と必要な書類についての案内

  5. 成年後見制度の具体的な利用例

    • 医療や生活面での利用例の説明

  6. 成年後見制度のメリットとデメリット

    • 成年後見制度のメリット

    • 成年後見制度のデメリット

  7. 成年後見制度以外の選択肢と予防策

    • 成年後見制度以外の選択肢(任意後見契約や遺言書など)の説明

  8. 結び

とのこと。十分参考にできそう。助かるわ、AI。業務効率の一助として、これからも活用していこうと思う。

社会福祉士の可能性はいかに?

こんなことまで教えてくれるので、「社会福祉士が司法書士事務所に勤める意義は?」と尋ねてみた。AIの答えは以下の通り。

社会福祉士が司法書士事務所に勤めることには、以下のような意義があります。

  1. 法的知識と福祉知識の組み合わせ:
    社会福祉士は福祉分野の専門知識を持ち、福祉サービスの提供や福祉政策の実施に携わる役割を果たします。一方、司法書士は法的手続きや文書作成に関する専門知識を持ち、法的な側面でのサポートを提供します。社会福祉士が司法書士事務所に勤めることで、法的知識と福祉知識を組み合わせることができます。これにより、福祉分野における法的問題や制度の理解、法的手続きの適切な支援など、より総合的なサービスを提供することができます。

  2. 成年後見制度への総合的なアプローチ:
    成年後見制度は法的な手続きや財産管理だけでなく、本人の意思や生活支援、心理的なサポートなど、多岐にわたるケアが求められる制度です。社会福祉士が司法書士事務所に勤めることで、法的な側面だけでなく、福祉的な視点も取り入れた総合的なアプローチが可能となります。福祉の観点からクライアントのニーズを理解し、その人に合ったサポートやリソースを提案することができます。

  3. チームアプローチの強化:
    司法書士事務所は法的な専門知識を持つプロフェッショナルが集まる場ですが、社会福祉士の加入により、チームの多様性と補完性が高まります。社会福祉士の福祉的な知識やケアの視点は、クライアントの福祉に関する課題の把握やソリューションの提案に役立ちます。さらに、社会福祉士と司法書士が連携し、クライアントの状況やニーズに対して総合的なサービスを提供することができます。

まさにそれだわと感心した。特に3のチームアプローチ。この点の役割を果たしていきたいと日々精進。

この調子で、AIに、「社会福祉士が一般企業内で果たせる役割はあるか」と尋ねてみた。

社会福祉士は一般企業でも重要な役割を果たすことがあります。以下に、社会福祉士が多様なフィールドで役割を果たせるいくつかの例を説明します。

  1. 社内福祉の推進:
    社会福祉士は、従業員の福祉や労働条件の改善に関する専門知識を持っています。企業内の福利厚生制度や健康管理プログラムの運営、ストレス管理やメンタルヘルスの支援、労働条件の改善など、社内福祉の推進に関わる役割を果たすことができます。

  2. チームビルディングとコミュニケーション:
    社会福祉士はコミュニケーション能力や人間関係の構築にも長けています。企業内のチームビルディングやコミュニケーショントレーニング、コンフリクト解決の支援など、社員間の協調性やコミュニケーションの改善に寄与する役割を果たします。

  3. 多様性とインクルージョンの促進:
    社会福祉士は多様な人々のニーズを理解し、包括的なサービスを提供する能力を持っています。企業内での多様性とインクルージョンの促進に関する取り組みや、障害者や高齢者など特定のグループへの配慮やサポートの提供など、社会的な包摂を促進する役割を果たすことができます。

  4. CSR活動の企画と運営:
    社会福祉士は社会的な課題やニーズを把握し、ソーシャルワークの視点からCSR(企業の社会的責任)活動の企画と運営に貢献できます。地域貢献活動やボランティアプログラムの立案、社会的な影響力を活かした社会的貢献の促進など、企業の社会的な価値創造に関与する役割を果たします。

以上のように、社会福祉士は一般企業でもさまざまな役割を果たせます。

なるほど。可能性はさまざまあるということがよくわかる。あらゆる分野に社会福祉士は活躍の場を広げることができるはずだ。専門性を磨いていればという条件はついて回るのだが。そう、専門性だ。福祉の専門的知識を持っていることや、ニーズ把握の手法、コミュニティワークを行うスキルなどだ。いきなり新卒社会福祉士が一般企業などの新たな分野に進出して専門性を発揮することは難しいし、最近多い、無資格から通信教育→資格所得したばかりの年配者でも簡単ではないはずだ。可能性を感じるのは、社協等の福祉現場で経験を積み、専門性が身についた30代40代くらいの人材。その人材が新たなフィールドへ展開して、道のない場所へ道を作る。ハードだろうが、後輩たちが道に続いてくれるだろうと思う。
私は40歳を超えてから転職した。この年齢での転職は周囲に心配をかけたのだが、私は後悔どころか転職は正解だったと思っている。法律分野の事業所に所属する社会福祉士は、私が知る限りでは同じ県内に20名弱程度。しかも数箇所の法律系事務所に集中しており、広がりは見せていない。まだまだこれからだが、社会福祉士が活躍する職域の開拓に力を注いでいきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?