闇酔壱物語


むかぁし昔、だけど、昨日のことかもしれないお話。
私はいつ生まれ、いつを生き、いつ死ぬ?
そんな事も忘れる程の刻を過ぎ。
また巡り逢う。
人間達はいつも出逢いと別れを繰り返し。
また生きることを楽しむ。
人はみんな知っているけど忘れてる。
とある妖怪一派が「笑い」を集め回っていることを。
忘れる、それは生きている証拠。

ここから先は

4,424字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?