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【MUP-TV】インスタ運用編-Limが開発したSCSの凄さとは?-

SCSとは?

Instagramを運用する上で、フォロワーの獲得が重要となりますが、そこでいろいろな企業やお店が利用していたのがbotシステムです。
このbotシステムをアカウントに埋め込むことで、自動でフォロワーを増やすことができていました。

2019年6月、Instagramは全てのbotシステムを排除
アカウントに埋め込み自動操作を行うbotシステムを、今回のアップデートにより使えないようにしました。

そこでLimが開発したのがSCS。

SCSとは?
S
creen(スクリーン)Control(コントロール)System(システム)

従来のbotとは異なり数千台ものiPhoneが用意されており、そこにアカウントを登録し画面操作を人工知能が自動で行うので、実際に人が操作しているのと全く同じなんですね!

なので、今回のInstagramのアップデートで排除されたbotシステムには当てはまらず、しっかりと機能してくれるのがSCSというわけです。

そして、このシステムを使えるのはLimだけ!すごいですね、、、

始まりはうどん屋のおばあちゃん

竹花さん(Lim代表)の地元に、幼い頃から通い慣れた一軒のうどん屋さんがありました。とても美味しいのに、立地のせいで集客が難しいようでした。

そこで竹花さんは、このうどん屋さんに限らず良い商品や良いサービスはあるのに集客の仕方が分からない人のために、簡単に集客できるシステムがあったらいいな、、、と思うようになったそうです。

そして、うどん屋さんのおばあちゃんのことを想い、お金や手間をかけずにSNSを使って集客できるようにと開発されたのが今のシステムだそうです!

今やSCSは全世界の13,000ものクライアントに使われています。

ターゲティング

自社製品やサービスを知ってもらいたい年齢・性別などにターゲットを絞ってアプローチしたくても、限界があったり費用や手間がかかり不効率なマーケティングになってしまいます。

まず、ターゲットを絞るには膨大なデータが必要になります。そこで注目したのがSNS。→SNSはデータの宝庫!

今まではSNSからのデータ(何に興味があって、誰とよく居て、年収はいくらくらいなのかなど)とwebからのデータ(位置情報や、検索履歴など)は分けて使われていましたが、竹花さんは両方のデータを合算してターゲティングできるシステムを開発しました。

6つのターゲット
性別、エリア、頻度、年代、コミュニティ、興味

このシステムは上記6つのターゲットを指定することができます。
ただ、指定したワードの反応率を100%見るのではなく、20%は指定したワードに紐づくワードの反応率もみてくれます。

そうすることで、指定したワード以外でヒットしたアカウントの方が反応率が良かった場合に、人工知能が自動でアクションをかける割合を変えてくれるので、時間をかけながら最適化してくれるそうです。

たとえば、あなたが渋谷のカフェのオーナーなら

ターゲットしたい人
渋谷に月に2回以上来る人:132万人
18〜35歳の女性:72万人
#おしゃれカフェ :15万人

上記のように情報を登録すると、自動でいいねやフォローを行ってくれます。あなたも知らない人からアクションがあると、最低でも1回は見に行きません?そこからフォロワーを獲得していくことができるようになっています。

実際にシステムを導入した店舗の例

<鎌倉のカフェ>
フォロワー:3ヶ月で2,544人獲得
鎌倉に住んでいたり鎌倉が好きな人(鎌倉コミュニティ)
68人の来店に繋がった
(「インスタを見た」でコーヒー1杯プレゼントしカウント)
<自分の商品を売るECサイトの集客>
フォロワー:4ヶ月で14,000人
アクセス数:9,000回
8,000円の靴を200足販売→160万の売り上げ
購入者ともDMでやりとりを行いリピーターにも繋がっている。

サロンの集客費用も抑えられる

HOTPEPPERでのCPA:約5,000円
Limのシステム:約1,200円
※CPA:1件の予約獲得につきいくら費用がかかるのか

コストパフォーマンスもめちゃくちゃ良いですね!

注意点

・しっかり運用する
アカウントの質を保つのは自分次第。ストーリーやフィードの投稿でHP等へ誘導するための動線など、あくまでシステムは自分のアカウントに送客してくれるところまでなので、しっかりとキャッチできなければ意味がなくなってしまいます。

・アクションNG
アクション回数に上限があるので、システムは制限がかからない回数を加味して自動で操作されています。自分でフォローしたりいいねしたりすると規制対象になるかもしれないので、基本的にNGです。

・アクションブロック
過去にbotをいれていたり、フォロワーを購入していたりすると過去のデータが残っている場合はブロックされる可能性があります。ただ、日数が経てばアクション回数の上限は増えていくのでブロックされることもなくなります。

まとめ

今回紹介したSCSはRIZAPやSoftbankといった大手企業も導入しているシステムです。それだけ高性能で信頼できシステムなんですね!
ですが、効果を最大限に発揮するためには前回・前々回でやった内容を意識してアカウントを運用していかなければいけません。

私も実際にMUPで学んだことを、できる範囲で自分のプライベートのアカウントに反映させたところ、2週間で150人ほどのフォロワーを獲得することができました!すごいです笑
では次回は「リピーターを増やす方法」をやっていきます。

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