教採勉強法〈筆記編④〉

受験は団体戦

さて、筆記編も第4弾となりました。
勉強の工夫としてまず個人で出来ることは、筆記編②と筆記編③をご覧ください。

今回は周りの人とできることについてご紹介していきます。

よく「受験は団体戦」なんて言いますよね。まさにそうだなと私も思います。
もちろん、個人で努力しなければならないこともあります。でも一人だけで頑張るよりも、周りの人の力を借りた方がもっとずっと効率的です。

個人の努力も周りと協力することも、どちらもあってこその結果だと思っています。

さて、今回のポイントは3つ!
・苦手は得意な人に聞く
・先輩から情報をもらう
・アプリで士気をあげる

苦手は得意な人に聞く

私はとにかくこれをしていました。分からないものをそのままにしておくのがとても気持ち悪く感じるという性格もあったので、「あ~なるほどね」と自分が納得するまで誰かに聞いていました。

幸いなことに、私が通っている大学院は教育大学なので、周りには各教科の教員免許をもっている学生がいました。

「うわ~、解説みてもいまいちピンとこない。なに太陽の日周運動って。○○さ~ん。ここまでわかったんですけど、なんでこの計算なるのかよく分からなくて…」
『ああ~、これはね。』

こんなやり取りをよくしていました。

そして、私も音楽用語や楽器について聞かれたときは、これまでの経験や知識を活かして答えていました。(中学校:吹奏楽部 高校:ブラスバンド部)


先輩から情報をもらう

前年の教採を乗り越えてきた先輩方は、教採の情報をたくさんもっています。

・勉強するのに役立った問題集・参考書を聞く/譲り受ける
・チェックしておくべき参考資料(文部科学省の資料等)
・筆記で役に立った解き方
などなど

こういった点で、教採は情報戦だなと思います。
情報は一つでも多いに越したことはありません。
先輩から情報を聞き出しましょう。


アプリで士気をあげる

私は勉強アプリ「Studyplas」を使っていました。勉強時間や勉強した内容を記録できます。

そしてさらに他の人をフォローして、その人の勉強時間や勉強した内容をタイムラインでチェックすることもできるんです。

周りの学生約10人と一緒にアプリを入れ、お互いに勉強の記録をチェックしていました。
そうすると次第に私も頑張らないとなという気持ちになってきます。モチベーションが維持されるんです。

App StoreやGoogle Playでもインストールできるので、ぜひインストールしてみてください。


ーコラム : Give & Takeー

一度は「ギブアンドテイク」という言葉を聞いたことがあると思います。
今回ご紹介してきたポイントも「ギブアンドテイク」を意識するとより良い効果を発揮すると思います。

知識をむしり取られるだけむしり取られて、「まだちょうだい!!」なんて言われたら、さすがに嫌になってきます。

「教えてくれてありがとう!実はこんなものがあってね。筆記に役立つと思うからこれあげるよ。」といった具合に「ギブアンドテイク」をバランス良くできると良いですね。

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さて、今回は「受験は団体戦」というテーマでご紹介してきました。
かなりシンプルなポイントばかりでしたが、これがまた絶大な効果があるんです。

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