
限界OLのあなたにオススメな銭湯チャート作ったよ
わたし、上坂!広告代理店で働く28歳女性!一回数千円の整体に行くよりも、470円の銭湯で高い疲労回復効果を感じたことをきっかけに、数年前から銭湯巡りが趣味になりました!
周りから「どこの銭湯が一番オススメ?」と聞かれることが多くなってきたのですが、正直、目的と疲労度による!!ということがわかってきたので、これまでの検証の結果をチャートにまとめました。
■心の疲労が限界のあなた
他者と交流する余裕がないほど心が疲れているときは、まず銭湯に行くのはやめましょう。代わりに家のお風呂を真っ暗にして入るのがおすすめです。もし家にあればアロマ的ななにかを焚いてもいいと思います。↓
夜、お風呂でアロマキャンドル焚きながら自分だけの時間…とかいうのドラマの中の出来事だと思ってたんだけど、こないだ珍しく心がやられてたとき、やったこともないのに唐突に「暗いなか湯船に浸かりたい、そしてアロマ的な何かの草の香りを嗅ぎたい」という欲求が湧いてアラサーの本能スゲ〜と思った
— 上坂 (@aymusk) February 24, 2019
あとこれは豆知識ですが、温泉に行くとこういう効果効能が書かれている看板とかあるじゃないですか?
一般適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
この「一般適応症」として書かれているもの、そもそもあったかい湯に浸かりさえすれば得られる効果のことなんだって。すごすぎない?あったかい湯???(※上記と別に「泉質別適応症」というものもあり、それは各種温泉でしか得られない効果のことを指しています)
なので、今はお家であったまって、もう少し元気になってから銭湯に行きましょう!無理しないでね。
■Aのあなた
心がすこし疲れちゃってるときは、人気で話題の混んでる銭湯・スーパー銭湯ではなく、あなたのおうちから近くて静かなこじんまり系の銭湯に行きましょう。そして、できれば水風呂があるところで交互浴をすると自律神経が整うのでおすすめ。
わたしは心が疲れているときに、混みすぎている銭湯や、騒がしい銭湯(おばちゃんが大声で嫁の悪口を言っているなど)に行くと、いくら銭湯の設備が良くても余計に疲弊します。心に余裕があるときはむしろおばちゃんの悪口も「これも銭湯の醍醐味~!」って楽しめるんだけどね…
Aのあなた向け:静かなこじんまり系銭湯の探し方
今、とくに東京では、上手く行っている銭湯とそうでない銭湯の二極化が起きています。銭湯ブームと言われていますが、SNSやWEB記事でもてはやされている一部の銭湯以外は、悲しいことに実はほぼほぼ空いていると思われます。
なので心が疲れる前に、GoogleMapで「銭湯」って検索して自宅から一番近いところに行って目星をつけておき、心の疲労時に備えましょう。あとはひとつの目安として、このサイトで銭湯名で検索し、「100イキタイ」以下であれば、おそらく平日はほぼ空いてます(サウナがある銭湯しか出てこないけど)
参考までに、わたしが心が疲れたときに行くのはここです。自分以外に女湯のサウナを使っている人を見たことがなく、いつもわたしのためにわざわざサウナ部屋を温めてもらっている…ありがとうございます!!サウナ内も静かでゆっくりできて大好き
■Bのあなた
身体が疲れ気味のあなたは、設備やお湯の水質で選びましょう。
設備的には、ぬるめの炭酸泉や電気風呂があるところでゆっくり入るのがおすすめです。多くの銭湯にはバイブラ湯とか、ジェットマッサージ的な湯が噴射するやつがあるのでそれを身体に当てます。ジェット系ってだいたい腰や脚に当たるようになってるんだけど、学芸大駅「ぽかぽかランド鷹番の湯」は珍しく、肩に当たるジェットマッサージ湯があって慢性肩こりマン的にめっちゃ好きです(ただ周囲に派手に湯が飛び散るため配慮が必要。だから普通は腰位置なんだと思う…)
次に水質ですが、天然温泉をひいている銭湯や、漢方系の薬湯は、芯から温まる感じがしてすごくいい。銭湯好きにはおなじみの高円寺「小杉湯」は、天然温泉とかじゃないのに普通のお湯と水質が全然違う感じがして異常なほど肉体疲労が取れる…これ本当になんで???理由はわからないけど身体が疲れてる人にはおすすめ。
■Cのあなた
古くて趣がある銭湯を楽しみたいあなた。わかる~~~!
有名どころでいくと、御徒町「燕湯」、北千住「大黒湯」、押上「大黒湯」とか挙げたらキリがないのですが歴史があって建築かっこいい銭湯、たくさんあります。わたしも都内最古の銭湯といわれている「あけぼの湯」に早く行ってみたい。
上で挙げたところは、いわゆる銭湯らしい伝統的な趣ですが、別の方向に趣深い銭湯もたくさん。
例えば、都内ベストオブ外観がかわいい(わたし調べ)銭湯 野方「上越泉」 昼間は青空に赤が映えてもっと可愛いので検索してみてください!
それから斜め上の趣があってわたしが愛しているのは中野「昭和浴場」
外観普通ですが、オーナーの方がプロマジシャンで、銭湯でマジックが見られるという謎コンセプトの銭湯…最初に知ったときは狂気を感じました。中は普通に設備整ってるしサウナ安い。大好き。
■Dのあなた
新しくて綺麗な銭湯に行きたいあなた。最近とくに大規模にリノベする銭湯が増えてて、470円でいいのか?っていう雰囲気のところたくさんあります。桜台「久松湯」、新大久保「万年湯」、渋谷「改良湯」、蓮沼「はすぬま温泉」、武蔵小山「清水湯」、鶯谷「ひだまりの泉 萩の湯」、杉並「ゆ家和ごころ吉の湯」、日暮里「斉藤湯」、三ノ輪「湯どんぶり栄湯」など…どこも設備も充実してる!銭湯の内観は写真撮れないので検索して~~
まとめ
昨今「銭湯の楽しみ方」が、水風呂がいかに冷たいか的な機能性文脈ばかりが語られていることに疑問があり、もっと自分の目的と疲労度にあわせて幅広くセレクトしたら幸福度上がるよ!という主旨のnoteでした。
自分の知識の都合で都内の銭湯しか紹介できなくてすみません。他県でも、A~Dに該当するよりよい情報あれば教えて下さい!