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ロックダウン中のあれこれ

6月15日現在。

ロンドンの状況はというとStay home からStay alertへと移行し規制もだいぶ緩和されてきて、今日からはノンエッセンシャルのお店も開けていいよーとなり、HarrodsやSelfridgesなどの大型デパートメントストアも含め多くの店舗が営業を再開しました。ちなみにホスピタリティ系の業種は7月以降の再開予定。

土曜は友人と会うためにLondon Fields(近くにあるまあまあ広めの公園)へ出かけたのだけど、人の多さにびっっっっくり。もうまさに文字通りPacked。祭?芝生見えないんだけど?てくらい。

その場にいた三人全員、ロックダウン以降こんなに人見たの初めてだよね、こわささえ感じる。。。笑 と唖然。

とはいえ、Broadway marketもたくさんのカフェやベーカリーがリオープン(テイクアウェイのみだけど)していて、戻ってきたコーヒーの香りと賑やかさになんとなくこちらの心も明るくなるのでした。

さてそんな規制が緩和される前のロンドンのお話ですが、日本に住む友人から、全く外に出られないの?食べ物は買えてる?大丈夫?と心配の声をいただくことがちらほら。

スーパーに関して言えば、初期はトイレットペーパーが店から消え、長い間保存のきく食べ物、こと小麦粉に関しては売り切れが続いたりなどはあったけど、私の住むエリアでは基本的にはほぼ通常通りの買い物ができました。ただ、実際パニックバイイングは起きていて、大型スーパーほど品切れが酷かったみたい。車できて、どかんと買い込んで帰るんだろうなあ。あとはソーシャルディスタンスをキープするためにスーパーへの入場規制がされて、それを待つのももちろんソーシャルディスタンシングなので常に長ーい列が。結構億劫でした。でしたじゃない、これは今も。

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外出についても、一日一回、必要不可欠なものの買い物もしくはエクササイズのため、という枠内では許可されていました。多分最初は誰もが感じたはずスーパーへの買い物が今の人生の一番の楽しみだなという感情。まあそれも2ヶ月目に入れば飽きてきて、3ヶ月目に入ったあたりからUber eatsやらDeliverooを多用するようになります。(私調べ)

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ロックダウンがはじまる直前から初期にかけては、あんなに毎日賑やかだったロンドンの街からどんどん人が消えていって、外を歩く人はつけ慣れないマスクや、服やスカーフで口を覆って険しい顔をしていて、夜に関して言えば本当にいろんな意味でヤバイ人しか外におらず。まるでアポカリプスみたいだ、と話したものです。当時は人の行動が異常に気になったり、日本のニュースをみて(当時めちゃくちゃ危機感が低いように見えた)毎日イライラしたり。今思えばかなりセンシティブになっていたんだなあ自分も。

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ヨーロッパ内では一番感染の拡大が遅かったイギリスも最終的には世界2位の死者数になってしまい、ジョンソン首相への批判はかなり大きい模様。

本人も感染、そしてそれを乗り越えて力強い会見を行っていたけれど、イギリス人からしてみればそんなパフォーマンスには騙されないからなとのこと。笑

なんでなん?と私的に考えたのは、結局国境閉じるの遅すぎたし緩すぎたんじゃ?それ以外で他のヨーロッパとの違い何?という感じですが、全く専門的知識も何もないのでわかりません。

なぜ国ごとにここまで差が出たのかなども含め、いろいろな観点から細かいことが明らかになる日が待ち遠しいです。

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