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A Quitter

まずブログ再開にあたって、自分の方向性がまだブレまくり探りまくりで、それが書いていてなんとも居た堪れない気持ちに自分を導いてゆきます。
いつかは、スタイルが確立できたらいいなと思いつつ、自分は一体何を目指しているのかと思いつつ、

Quitter /ˈkwɪtə $ -ər/ noun
-(仕事や義務などを最後まで努力せずに)放棄する人、忘避者、回避者

つまりこのnoteに対しての私という意味ですね。
三日坊主って英語での表現あるのかなと調べてこの単語を見つけました。
日記って、やっぱりその日に書くことに意味がある気がしてて、過去の出来事から書きたいことを時系列にってやってると永遠と今に追いつかず、そしてなんかうまく思い出せなかったり飽きて頓挫する、とも気づいたので、今後はオンタイムで色々と書いていきたいなと思っている所存ですが、でも特に今日は何もない一日だった。
そして、そんなQuitterの私でも長い事継続している趣味として、美術館博物館巡りというのがあって、オランダでもすでにいくつかまわってみて、今それを書きたい気分なので何もない日にはここに触れていこうかなと思うのです。
この時点で最初と言ってることが違う、というのはさておき

去年の夏に行って、本当に本当に良かったMuseum Voorlinden(フォールリンデン)。
私、実はここ全く知らなくて、この時日本から遊びに来ていた友人が行きたいと提案してくれたことによっての出会いでした。
2016年開館、建築はKraaijvanger Architects(ロッテルダム、詳しくは全く知らない)、中身はJoop van Caldenborghさんというこれもまたロッテルダムの金持ちのプライベートコレクションだそうです。

オランダの政治の中枢Den Haagの郊外にあるこのミュージアムは、ハーグのセントラルからバス+徒歩トータル1時間弱くらい?といった感じでアクセス可となってます。
行く前はアクセス悪くてめんどそう。。と思っていたのだけど、実際バス停から美術館までの道のりはとっても素敵な住宅街を散歩する形になって、老後はこんなところでゆっくり暮らしたいよね。。といった夢も膨らむ旅道中となりました。


この美術館のジャンルはモダン・コンテンポラリーアートなのでキャッチーな作品も多く誰でも楽しめそう。
そして何よりも美術館の置かれている環境そのものがすごく気持ちのいい場所で、隣接した森や、丘の遊歩道にもアートが展開されています。
天気のいい日に、ゆったりと時間を作って訪ねてほしいそんな場所でした。

余談ですが、私は越後妻有の大地の芸術祭の里が大好きで何度も訪れているのだけど、このダイレクターの北川フラムさんのテイストというか、結構重なるアーティストのラインナップで、知ってる知ってるこの人〜とより楽しめたのもありました。有名どころだと、Ron MueckやLeandro Ehrlich、James Turrellなどがみれます。

これもすでに美術館の敷地内 牛や水鳥を眺めながら歩いてゆきます
この奥の建物はレストラン
こちらが本体 

私がここを訪ねたときはちょうど大好きなAntony Gormleyのエキシビションが開催されていて、至る所に彼のスカルプチュアが。

この丘?山?の向こうは海

ちなみにこの外の散策路は結構な広さがあり、足場の悪いところも多いです。
私たちが訪ねた日は本当に天気が良すぎるほど良く灼熱で、全てを歩き切るのは断念。
ぜひスニーカーで出陣してください。

https://www.voorlinden.nl/?lang=en

現在はRinus Van de Veldeというベルギー人アーティストの企画展が開催されているよう。
ヨーロッパは長い冬がやっと終わりを見せてきて、少しずつ青空も見れる機会がまた増えてきたので、私もまた近いうちに行ってみようと思っています。

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