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広島へ行った話①

転職先が決まり、入社日まで1ヵ月半という貴重な時間を貰った。
こんな長期休み、次にもらえるのは定年後かもしれない…なんて思ったらとても貴重な時間に思えて、どこに行こうか悩んだ。
悩んだ結果、ずっと行ってみたかった場所&好きな場所が一度に行ける広島へ行くことにした。

行ってたかった場所、というのは2つ。
宮島と、原爆ドーム&平和記念資料館。

1日目、広島に降り立ち最初に足を運んだのが宮島。現在、鳥居が工事中ということでその姿が見れないことは承知で行ってきた。
路面電車に揺られて小一時間で宮島の最寄り駅に到着。まず真っ先に駅が綺麗で、その先に見える瀬戸内海にすでにテンションが上がった。


7月の半ば、快晴で風がとても気持ちいい中フェリーで島に上陸。平日ということもあり、人が少なくてよかった。有名な鹿たちは暑い中、日陰に身を寄せて涼んでいる。
お土産屋さんが立ち並ぶエリアに行ってみると、修学旅行生たちがたくさん。コロナで修学旅行がなくなった学校も多かったと思うけど、徐々に復活してきているんだなぁと実感。

私は「島」が好きだ。島の中のゆったりした雰囲気がとても。
宮島も、厳島神社とお土産エリアを越えると静かな場所が続いていて、しかも大半が山であることに驚いた。テレビで見ている宮島なんてほんの一部なんだなと。

お昼に地ビールと揚げもみじ饅頭を食べ(どんなランチよ)、広島市内に戻る。
2つ目の行きたかった場所、平和記念公園&資料館へ。

原爆ドームと平和記念公園一帯はとても整備されていて、都会の中のオアシス的雰囲気もある。この場所が原爆で焼き尽くされたとは思えないくらい、この公園の中に入ると周囲の喧騒から離れられる気がした。

平和記念資料館は本当に行けてよかった。展示物も多岐にわたり、結局2時間くらい滞在してしまった。遺品や惨状を描いた絵や写真などはもちろん、なぜ広島と長崎が原爆投下地になったのか等、勉強になることが多かった。
原爆が落ちるその1秒前まで、そこには戦時下とはいえ人々の日常があったんだなということを、今更ながら実感した。

こうして1日目は行きたい場所に2つも行けた。濃かった。
それにしても広島は都会だなぁと実感しながら、大通り近くのホテルに泊まった。

2日目に続く。




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