見出し画像

ゆったりじっくり時間を過ごせる空間

先日、佐賀県の「武雄市図書館」へ行ってまいりました。
この図書館は公立図書館でありながら、2013年にグッドデザイン賞を受賞。れっきとしたデザイン建築物のひとつです。

公共サービスは所詮このレベルである、という常識をひっくり返す事例が生まれた。(上記URLより抜粋)

図書館と書籍販売、カフェスペース、学習室…
全ての境界線がまじわりあい、それでいて互いの機能を邪魔することなく、居心地の良い空間でした。どこにいても自分の居場所、じっくりと自分の世界へ入り込めることが可能です。

わたしは美術書やデザイン系の書籍を閲覧しに行きましたが、個人的にはかなり充実した蔵書の数々が並んでいたと感じました。閉架図書にありそうな古い美術全書関連も手軽に閲覧することができ、非常に満足。

ネットではめぐりあうことが出来ない、本のページをめくっていくことで探し求めていた情報や新しい発見があると嬉しいものですね。

https://takeo-sp.city-library.jp/

さて、この武雄市図書館から徒歩2分ほど歩くと…

武雄の大楠

武雄神社の本殿裏の竹林を抜けた先に突然現れたこのクスノキ。
推定樹齢3000年、幹周り20m武雄市のの天然記念物で、全国で6位の巨木だそうです。

樹齢1000年を超えた巨木を目の前にしたのは初めてでした。
あまりにも存在感がありすぎて、その巨大さを受け入れるのに時間がかかってしまうほどです。
大楠のすぐそばに行くことは出来ませんが、この距離感で十分です。
周囲の竹林がこの空間を引き締めて厳かな気持ちにさせてくれます。

図書館でゆっくり自分の世界に浸ったところで、
太古の自然のパワーをじっくり全身で体感する。

大楠までの小路

新緑のエネルギッシュなグリーンにも圧倒されました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?