見出し画像

夜更かしさんの #リリ唄 論

今日も彩花です

確定申告が終わって、明日もお稽古だし、はよ寝りゃいいのにって思いつつ。
お疲れ様って思ってくださる優しい方は、珈琲1杯分のnoteのサポートが嬉しいです!!!!!(大声)
くっそー納める税金!!!ってふんふんしてたら、なんだか眠れなくなっちゃったので、お稽古のことでもふにゃふにゃ書いてみようかなと。

お稽古に参加してから、かれこれ2か月。
…2か月!?ええ!!!
びっくりしちゃう。


あ、「マドンナ・リリィは微笑み、唄う」の話。
主演です。
逃げません。
胸張って言います。
主演です。

なんだけどさ。

ここにある台詞の秘密はポコチャアーカイブにて

まだまだ台詞が不安なのよ。
ありえないことなんだよ。
いち演劇人としてもそうだし、何より主演としてありえないことだと思っている。
台本のお芝居が久しいというのは言い訳にならないからね。

でも
お稽古はとっても楽しい
自慢したいこともいっぱいある

夜だからいいか。

やっぱり、脚本家のこばさんの演出チームであることは、大きな幸せだ。
すぐ聞ける。
すぐ電話できる(実際お稽古の途中に電話した)。
もちろんリモート稽古っていう寂しさはある。
実際、ゆっきーさん演出週のお稽古にお邪魔した時、肉体がそこにあるっていいなって思った。
もちろんリモートでもこばさんのお顔は見られるし、声は聞ける。
ただね、肉体はあるに越したことはないよね。
これはきっとこばさんも思ってることかもしれないけど。

台詞が覚えられないといいつつ、台本を持つことは最小限ではありますので、ようやく自殺志願者たちのお顔を観察できるようになってきた。
些細な心の機微にもっていかれる自分もいる。
実はちょっと食らう日もある。
ただ、手足だから、この作品の。私たちは。
一蓮托生?同じからだだから、じっくり観察して。
この「マドンナ・リリィは微笑み、唄う」という生き物を、みんなと動かして。
4月には、貴方も巻き込んで、更に大きくなる。

万物と共に。

「満席の舞台を観に行ったんだ」
そんなことを自慢してもらえる作品にしたいなあ。
絵空事かなあ。

ううん

今作に、タイトルロールとして呼んでもらったのは、はじめて声をかけてもらったあの日は、すっごく前で。
尊敬しているこばさんからのお声掛けというのは大きかったけど、作品にそもそも惹かれていた。
「権利を主張するには義務を果たさなければならない」
今作の指標のひとつであるこのフレーズを、企画書やプロットをもらった時から今日まで、ずっと頭に宿して生きている(この言葉のおかげで確定申告できたね笑)。
そのとおりだと思うし、好きだからだ。
その考え方が。

主演だからって出演するわけではない。
むしろ、語弊を恐れず言うならば俳優をお仕事として受けていない自分にとって、大変リスキーなことでもある。
それでも、私は今、この場を選んでいる。
自らの意志で。

今作に関わる人たちもそう。
自らの意志で今作を選んでいる。

だから強い。
強いというか、濃い。

今作の大半は「話し合い」だ。
派手で大きなエフェクトが多発するわけではない。
OPアクトが(うちの班は)あれど、ダンサブルなシーンがあるわけでもない。
からこそ、個の技量が大変試されるわけだが。

うち、いいよ。

小林班のみんなが「うちのリリィ」って言ってくれることが好きだ。
元気と勇気をもらえる。

これを読んでくれる貴方にとってのリリィにもなりたい。
わがまま。
貴方に「うちのリリィ」って言ってもらいたい。

内緒のお願いなんだから。
夜に紛れて、告白。

なんてね、ロマンチックなことも言っちゃうほどには、貴方と私の宝物にしたいわけよ、この作品を。

人が生きること、死ぬこと
自殺
価値観
今作を表すキーワード
別に自殺したくなったことがある人に観てほしいとか言わないし
もちろん観に来るなとも言わない
ただ、「人間」に興味がある人は、是非観てほしい。
なんかもう、貴方の中に、10人の自殺志願者たちの欠片はいるんじゃないかってくらい身に覚えのある心が散りばめられてるし、
リリィの言ってることも、特別なことばかりじゃない。

全部貴方だ。

あ、ね、そう
この作品がどう見えるか、どう見えたか、その心こそが貴方だから
貴方探し、も、面白いかもしれない。

ここまで読んでくれてありがとう。
観に来てほしいです。
舞台を観たことのない人も、そうでない人も。

とびっきりの、愛の告白!

約束。


彩花

頂いたサポートは、今後の活動に使わせ頂きます。巡り巡る表現の為、応援して頂けましたら、しあわせます。