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女性専用車両の実態

私は朝、女性専用車両に乗ることが多い。女性専用だから満員電車で周りの人との距離が近くなって耐えられる。おばさんはぐいぐいきて腹が立つ人が多いけど。

女性専用車両に乗っていると、化粧をしている人に遭遇する率が高い。電車で化粧をしている人を見ると、つい凝視してしまう。すごい人なんて、すっぴんからフルメイクになって電車を降りていくので、感心してしまう。

なんでこの揺れている社内の中、上手に化粧ができるのか。特にアイラインなんてゆがまずに引けるものなのか、不思議でしかたない。私は絶対大きな鏡、それも拡大鏡に顔を近づけて、しっかり見てやらないとちゃんとできない。

もっと強者になると、立ちながらでも化粧している。もはや尊敬のまなざしで見ちゃう。そこまでして化粧したいなら、なぜ少し早く起きて家でしてこないのか。隣にいると、化粧の粉が飛んで来ないか心配になる。私は化粧している人を眺めるのは好きだけど、横にはいたくない。

いろんなところで、電車で化粧をするなんて!って批難されているのに、そういう人が全然減らないのはなんでだろう。家の延長と思っているのか。はたまた、身だしなみを整えるためなら電車でもいいと思っているのか。不思議だなあ。

女性専用車両に乗っていると、子ども連れに遭遇する率が高い。赤ちゃんがいるとその周りも和むので、それは全然構わない。かわいいって思うし、泣いていると可哀想になる。私がイラっとするのは、私立に通う子どもを連れて数組一緒に乗り込んでくる方たちだ。

まず子どもが声を荒げてしゃべっていてもお構いなしの母親たち。私立に通わせる余裕があるなら、まず社会的マナーを子どもに教えて欲しい。よく周りを見渡してみろ、そんな大声でしゃべっているのはお前達だけだぞ。まあ親が気にしないから、子どももこうなるんだろうな。

そして数組で輪になって乗り込み場所を確保しだす。よく周りを見ろ。そんな余裕があるほどすいてないぞ。そして荷物が他人に当たろうが、子どもが他人の足を踏もうが気にする様子が一切ない。なんでそんなに偉そうなのか。

もう本当にやだ。こういう人たちと乗り合わせてしまったら、ついてないと思うしかないのだろうか。それでもやっぱり、女性専用車両の方が気持ちすいているし、おじさんが幅を取らない分みんなで詰めて座れるし、いいことはある。だからやっぱり、こっちに乗っちゃうんだ。

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