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オーストラリア メルボルンのこと、ご紹介

私の留学先はオーストラリアのメルボルンでした。メルボルンってどこ?っていう方、ざっくり言うと右下のほうです。首都のキャンベラよりも下。魔女の宅急便の元となったといわれる場所も確か近くにあったはず。深夜にシティをうろつかなければ割と治安もよく、過ごしやすい街でした。暑いイメージがあるかもしれないけど、カラッとしていて日本の夏より圧倒的に過ごしやすいのです。

そしてオーストラリアって多国籍国家なのです。いろんな国からの移住を受け入れている国で、ホントいろんな国の人と出会いました。

例えば私のホストファミリーはスリランカ人で、最初会った時「え?ホントにオーストラリアに住んでるの?」って失礼ながら思いました。私のイメージでいくら多国籍国家といえ、ホストファミリーは白人だとばかり思っていたから。ホント勝手なイメージですよ。ごめんよ、マザー。

ホストメイトには中国人、コロンビア人、韓国人とバリエーション豊かでした。まあこんなにたくさんのホームステイを受け入れている家は珍しかったけど。ホストメイトは滞在期間もバラバラで2週間しかいない人や、もう年単位でいる人もいました。ちなみに私は約5か月。私がくる以前にも日本人の子がホームステイしていたらしく、「日本人はお行儀がいいのよね」と言われました。すごいな、さすが日本人。私は日本のイメージを壊さないだろうかと初日に心配になったのを今でも覚えている。

家ではこれだけ色んな国の人がいるんだからということで、お互いの母国語を教え合ったりもしたんだけど、すぐ忘れちゃった。かろうじで数は数えられるかな。もったない。

あと面白いなと思ったのが、中国人とか韓国人とかのアジア系の発音しにくい国の人は、ミドルネームを作ること。ジョンとかキャリーとか好きなのを何でもいいからつけるの。だから、「え?あなたジョン?」って顔の人もいたよ。これも名前からくる私の勝手なイメージですけど。学校に通い出してすぐは、このミドルネームがうらやましくって、日本人同士で自分だったら何にするかおしゃべりしたりもした。結局誰にも浸透しなくて自分の名前になるんだけどね。

多国籍国家だからなのか、街にはいろんな国の食べ物があふれていました。マック的なファーストフードもあるし、イタリアン、韓国料理、中華料理、もちろん日本料理もあった。日本料理といってもほとんどが日本人の口には合わない日本料理だったけど、街の中心部に一か所だけ日本人も認める日本料理屋さんがあったな。たしか『乾山(KENZAN)』という店名で、太巻きのごはんがちゃんと日本のお米で、味もおいしくて感動した覚えがある。今も人気なのだろうか?ラーメン屋さんとか回転寿司とかいろんなお店があった中で、ここはまともな味でうれしかったな。

いろんな国の人がいるけど、基本的にみんな優しくて、フレンドリーであたたかい街だった。緑も多くて、公園広くて、図書館もハリー・ポッターの世界の様で大好きだった。まだまだ話は尽きないから、別のnoteで書きますね。

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