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【7冊目突破】モーニング・ページを続けてみて気づいた3つのこと #習慣にしていること

ちょうどモーニング・ページに使っている6冊目のノートが終わったのと、noteで募集中の「#習慣にしていること」というお題を見かけたタイミングが重なって、この記事を書いてみようと思い立ちました。

モーニング・ページは、朝起きてすぐにノート3ページを「書く」こと。アメリカの作家、ジュリア・キャメロンが創造性を回復させるツールとして発案したものです。モーニング・ページとは。や、やり方については下の記事にまとめています。

モーニング・ページを続けてみて、気づいた3つのこと。…効果とか、効用というには、ちょっと仰々しいなと思ったので、今回はあくまで私が感じたことをまとめてみました。参考にどうぞ。

(1)「書く」ことへの抵抗感がなくなった

まず、この記事を書こうと思って、改めてモーニング・ページについてを考えてみた時、真っ先に思い浮かんだのが<書くことへの抵抗感がなくなった>ということです。

例えば、本心でも、いや本心だから、「こんなことを書いてしまっていいのだろうか…」という内容でも恐れずに書ける、ということ。これはモーニング・ページに“誰にも読ませない”という大前提があるのも大きいけど、自分の素直な気持ちを吐き出すいい練習になります。

モーニング・ページの公式本ともいえる『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』には、こう書かれています。

モーニング・ページはただ手を動かし、心に浮かんでくるものをそのまま書きとめることをめざしている。卑劣なこと、愚かなこと、ばかげたこと、奇妙なこと、どんなことでもかまわない。(中略)あなたがモーニング・ページに書く怒りや、めそめそした泣き言は、あなたとあなたの創造性の間に立ちはだかっているものを表している。(p.45~46)

この<あなたとあなたの創造性の間に立ちはだかっているもの>というのが、本書の言葉を借りると左脳に住みついた検閲官。いわゆる完璧主義や現実主義的な考え方をする論理脳というやつです。

生きる上で論理的に物事を考えることは大切だけど、創造することにおいては邪魔になるよ。ということ。モーニング・ページは「そんなことしてもムダだよ…」「現実見ろよ…」みたいな否定的な考え――検閲官から逃れる方法を学ぶもの、とも言えます。

(2)「書く」ことに気分はいらないと知った

(1)と通じる部分が大きいけど、「書く」ことに気分は関係ないと知りました。

最良の作品が、自分のしているすべてが単なるガラクタだと感じているときに生み出されることもある。モーニング・ページは、判断するのを差し控えさせ、ただ書くことへとあなたを向かわせる。(中略)モーニング・ページは、私たちを向こう側に連れていってくれるのだ。私たちの恐怖や否定性、気分の向こう側である。(p.48)

誰だって<気分がのらない>という日はあると思います。たまには書くことをサボってもいいじゃない、とも思う。けど、気分がいいから名文が生まれるわけではない、逆もしかり、ということです。

例えば、ですが、私がモーニング・ページに使う時間は毎日30分ほど。あふれるように文章が書ける日もあるし、何も浮かばないなあ、ページを埋めるのがツライなあと思う日もあります。

しかし不思議なことに、どんな日でもモーニング・ページにかかる時間はおおよそ30分。それでも「今日はサボリたい…」欲求が強くなった時は、検閲官が邪魔をしているのかも…と思うようにしています。

(3)デジタル・ツールが気にならない時間を得る

最近、デジタル・デトックスって言葉がありますよね。スマホやPCといったデジタル・ツールと距離をおく時間を作る、っていう意味の。

私、この言葉や考え方はとても好きなんですけど、なかなか実践はできていません。最近、ようやく寝室にスマホを持ち込まなくなったくらい。

たった30分という時間ではあるけれど、モーニング・ページ中は、日中スマホが手放せない私でも、デジタル・ツールが気にならなくなります。取り組むのがいつも朝6時過ぎくらいだから、そんな時間に連絡をしてくる人はいないし、アプリの通知だってきませんから。

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モーニング・ページを続けることは、何かの効果を得るというより、もともと自分のなかにあるものを、いろいろ気づかせてくれるものなのかなあと感じています。

明確な目的やゴールがあるわけではないけど、これからも淡々と続けていきたい習慣です。


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