1000字でファッション雑学【カシミヤ】とは
平日は毎日 #ファッション雑学 を書いていますが、週末にはファッションに限らず日々の雑記を書いています。
今日は平日なのでファッションの話。
今回は冬によく耳にする「カシミヤ」について書いていきます。
詳しくわからないけど…
なんか暖かそう!!
とか…
なんか高そう!!
とか…
カシミヤなの?カシミアなの?
とか。
そんなカシミヤについての話です。
【カシミヤとは!?】
そもそもカシミヤとは、ずばり!
「カシミヤ山羊」のことを指します。
そうです、山の羊と書いて「ヤギ」です。
そのカシミヤ山羊の毛をカシミヤといいます。
通常のウールと言われるものは羊の毛を使用しています。
しかしカシミヤはカシミヤ山羊の毛を使用しているのでそもそもの毛自体が違います。
さて、このカシミヤ山羊ですが生息はインドのカシミール地方で飼育されていましたが現在では中国、モンゴル、そしてイランやチベットでも飼育されています。
【カシミヤの特徴(メリット)】
カシミヤは別名繊維の宝石と呼ばれています。
カキが海のミルクみたいなモノですね。
はい、これ余計です笑
カシミヤ山羊は厳しい自然環境の中で放牧のような飼育をされています。
その厳しい環境下で飼育されているカシミヤ山羊は冬は極寒、夏は極暑のなかで強い耐久力を身につけながら環境に適した毛質に育っていきます。
このカシミヤ毛は、人の毛髪が約40〜50ミクロン、獣毛繊維は上質な毛でも約20ミクロン程です。
しかしカシミヤ山羊の毛は14〜16ミクロンと非常に細い繊維のため束ねて1本の糸に仕上げても他の素材よりも軽量にする事ができます。
また、一般的なウールよりも毛自体の突起が少なく製品に使われるようなうぶ毛部分はしなやかかつ肌に刺激が少ないという特徴もあります。
さらに、カシミヤは外気を遮断し内側に熱も保つ保温性に優れており、表面のキューティクル構造が空気中の水分を吸収。
その水分を放出することにより内部の湿度を調整しながら蒸れを防ぐという機能的な素材となっています。
もはや天然ハイテク素材!?
【カシミヤの特徴(デメリット)】
良いことばかり書きましたがデメリットももちろんあります。
極細繊維のため毛羽立ちがしやすく、それは避けられない現象です。
繊維1本の長さが短く、繊維を集め撚り合わせているため撚った繊維の端が飛び出し毛羽になるという短繊維ならではのデメリットがあります。
さらに短繊維のデメリットとして毛玉になりやすいということもあります。
【カシミヤのケア】
クリーニングに定期的に出すことはもちろん大切ですが、それはお金もかかります。
大切なモノには日々のケアをしてあげることが大切です。
ひとつにお気に入りでも毎日着ないこと。洋服を休ませてあげましょう。
ふたつに外出から帰ったらホコリをはたく、またはブラシをしてあげることで簡単な汚れは取れます。
みっつに汚れ、汗などを濡れたタオルなどでたたいてあげるだけでも違います。
簡単なケアかもしれませんが、カシミヤ素材のアイテムはきっと高価なものでしょう。
是非長く愛用するためにもやってみてください。
というわけで今回はカシミヤについて書いていきました。
ちなみに、カシミア or カシミヤ問題は、品質表示法というのに登録されているのはカシミヤだそうなのでカシミヤと覚えておけば間違いないと思います。
それではまた書きまーす!
カシミヤブラシ載せときます!
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