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#17 お薬手帳を語るVol.4

こんにちは。

薬についてちょっと詳しい人(薬剤師)です。

日々の業務で感じたこと、気づき、疑問を綴っています。

すでに、くどいくらいお薬手帳について語っておりますが、もうしばらくお付き合いください。

さて、お薬手帳が最も活用される時はいつかご存知ですか?

それは、”災害時や自分が喋れない時”です。

実際、2011年東日本大震災の時は、医療インフラが断たれ、カルテなどの情報が失われた中、お薬手帳の情報に基づいて処方箋なしで薬がもらえた事例もあったそうです。

一言で血圧を下げる薬と言ってもたくさんあります。

その人によって飲んでいる薬や量は異なります。

全く同じ薬でなくても、お薬手帳があれば同等の薬効が期待できるものに切り替えることだって可能です。

また、通常であれば自分が使用している薬をスラスラと言えたとします。

でも急に倒れた時、苦しくなって喋れない時はどうでしょう?

実際、救急車で運ばれてきた患者さんに対する情報として、お薬手帳があるかないかでその後の判断は変わってきます。

その人の背景がわかるからです。

”もし、薬のアレルギーがあったら?”

”血液サラサラの薬を飲んでいたら?”

”血糖値を下げる薬を飲んでいたら?”

少し情報がわかるだけで、なぜその状況になったのか推測できることがあります。

お薬手帳は、薬を全然飲んでいない方には必要ないと思います。

ただ、定期的に飲む薬がある方、アレルギーや副作用歴がある方には、持ち歩いていただきたいです。

病院に行く時だけじゃなく、常時。

日常で何が起こるかわからないですから…。

次回でようやくお薬手帳について語るのは最後にしたいと思います。

(最後になるかなぁ…)

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わからないことは全力で調べてお答えします。

みなさんのヘルスリテラシーが少しでも向上するお手伝いができますように。

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