#04 企業努力に感激した話
こんにちは。
薬についてちょっと詳しい人(薬剤師)です。
日々の業務で感じたこと、気づき、疑問を綴っています。
先日調剤していて、とっても感激したことがありました。
薬は1錠ずつ飲むことが多いと思うのですが、調節が必要な場合には半分に割る、1回0.5錠として処方がでることがあるんです。
錠剤の中には半分に割れるように割線が付いていて、その線に沿って割ればうまく割れるものがあります。
でもたまに、このような線がなく、しかもコーティングされていて、割ろうとするとツルツル滑ってうまく割れないものがあるんです。
まぁもともと割るように設計されていないので、当たり前なのですが…。
(コーティングにも色々な種類があるんですが、それはまた後日。)
最も割るのが苦手だった薬の一つに、甲状腺の薬として使用されるメルカゾールがありました。
本当に全然うまく割れなくて、三日月のような形になることもしばしば。
それが、それが、先日、ふと手にとると…
可愛い感じに変わってるじゃないかぁ!!!
しかもコーティングの種類が変わって、非常に割りやすくなってるー!!!!!
見えるかな?
伝わるかな??この感激!!
実際とってもとってもうまく半分に割れて、気分良く次の調剤にうつることができました。
ほかにも、最近は錠剤に薬品名がレーザープリントされて、シートから出しても非常に見やすく、判別しやすくなっています♪
このような企業努力、本当にありがたいなぁという、今回はそんなお話でした。
薬についてよくわからないこと、気になることがある方、ご相談ください ^ ^*
わからないことは全力で調べてお答えします。
みなさんのヘルスリテラシーが少しでも向上するお手伝いができますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?