#19 薬に書いてある文字
こんにちは。
薬についてちょっと詳しい人(薬剤師)です。
日々の業務で感じたこと、気づき、疑問を綴っています。
みなさんは、錠剤に文字が書いてあることをご存知ですか?
これ、薬剤師にとってめちゃくちゃ重要な情報なんです。
錠剤が入っているシートには薬品名が書いてあるので、判別は可能ですよね。
そのシートから出したら白い錠剤だらけ…
その錠剤がどの薬か、どのように判別しているのでしょうか?
例えば血液サラサラのバイアスピリン®︎。
「BA100」と書かれています。
BayAspirin100mg→BA100
この数字は成分量を表していることが多いです。
(バイアスピリン®︎は、アスピリンが100mg入ってます。)
例外もあります。
例えば、ロキソニン®︎だと「SANKYO 157」。
あ、メーカーの名前が書いてあることも多いですね。
ロキソニン®︎は第一三共。
ニプロだったら「NP」とか、日本ジェネリックなら「JG」とか。
最近では、薬品名がレーザープリントされていて、わかりやすくなっているものも多くなってきました。
例えば胃薬のムコスタ®︎↓
血圧を下げるノルバスク®︎↓
用量も明確に書いてあります。(2.5mg、5mg)
なんてわかりやすいんでしょう!!
高齢の方などで、薬を1回飲む分を袋にまとめる一包化という作業があるんですが、その中身を確認するときは、この文字を一つ一つ見ています。
お持ちの薬に書いてある文字を一度チェックしてみても面白いかもしれないですね♪
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みなさんのヘルスリテラシーが少しでも向上するお手伝いができますように。
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