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どうして自分は選ばれなかったのか。いつまでも悩まなくていい人生を。

こんにちは。職業「戸倉彩」です。
生きていると、どんなに一生懸命に頑張っても、残念ながら「選ばれない」というシチュエーションに遭遇することあります。それは、仕事やプライベートを問わず、突然訪れることがあります。こんなもんか、とあっさり割り切れる場合もあれば、自分の中で何かに裏切られたと傷ついてしまう場合もあるかもしれません。今回は、後者の時に自分で自分を回復させる力を高めるためにやれることについて考えていきます。

選ばれなかった。その苦しみを解放せよ

最近も、ワタシはとある件で「自分は選ばれなかった」という出来事を目の当たりにしました。昔のワタシは「なぜ?」に執着してしまい、ずいぶんと苦しみました。今回も正直、ショックが無かったと言ったら嘘になりますが、すぐに「心の自然治癒力」によって気持ちを立て直すことができた気がします。自分の脳内で作動したプロセスは、ざっくりと次の3つです。

1. 選ばれなかった現実を受け入れるか、受け流す
2. 選ばれなかった理由を分析する
3. 自分のために次の選択を考えておく

1. 受け入れるか、受け流す

頭で分かっていても、現実を受け入れられない!という時もあるでしょう。そんな時、ワタシは無理に受け入れようとせず、受け流すことにしています。自分の弱った心にまるで切り込んでくるような鋭いショットを、正面から真っ向に受け入れてしまうと心が折れてしまうことを知っているからです。そもそも、「選ばれない」という事柄は、相手があってのことです。相手の行動をコントールできる範疇ではなかったとしたら、静観するのが得策かもしれません。事柄によっては、その時に選ばれなくても、補欠で繰り上がって選ばれるということもあります。まずは頭の中がぐるぐるしてしまったり、思考停止してしまう状態から脱するために、受け入れるか、受け流すかだけは心の中で定めておくと、気持ちの持ち方が変わってくると思います。

2. 選ばれなかった理由はいろいろ

選ばれなかった理由を把握しておくことで、今後のリスクを軽減したり、次のステップに進むときに有効です。自分の経験から仕事などのシーンでは、選ばれなかった理由についてヒアリングして確認するなど、比較的に明確化しやすい傾向にあるように感じています。例えば、スポーツの代表選手の選出のように、実績の数字だけで判断されるケースもあれば、ノミネーション制度によっていろいろな評価軸で選出が行われ、他の人と比較された時に劣っていたというケースもありました。中には自分ではどうすることもできないような「女性だから」「子育て中だから」という理由もありました。これに関して個人的に思うことはいろいろありますが、ここでは理由が分かることで備えができることをお伝えしておきます。

一方、就活などの場合は、理由を把握できない可能性が大いにあります。そうしたケースにおいては当事者意識から一歩引いて、第三者の視点に立って、冷静に分析してみるのが有効的です。一人で分析するのが困難な場合には、友達やメンターさんがいる場合には手助けしてもらうこともおすすめです。自分で相談相手に話をしているうちに、何か大切なことに気づくことも多々あります。

3.  次の選択を考える

もちろん、選ばれなかったことに対して、ノーリアクションで何もしないというのも一つの選択だと考えています。逆に、逆転の余地があったり、次のチャンスを狙うのであれば、相手のニーズを正しく理解し、それに応えるための戦略や準備を検討する必要があります。もちろんタイミングや運にも左右される場合もあるので、バックアッププランも合わせて用意できているのがベストでしょう。この時、自他の境界線を意識し、守ることを忘れないようにしたいものです。これが無くなった時、選ばれるために偽りの自分を作ることになってしまうことになり兼ねません。「なぜ選ばれたいのか」「誰のために」

まとめ

「選ばれなかった」ことは必ずしもネガティブなことばかりではありません。新しい自分が始まることもあるものです。昔、社内部署異動を希望した時に希望が叶わなかったことがあります。すなわちそのポジションの適任者には選ばれなかったのです。社内で応援してくださった方々に、申し訳ない気持ちにもなりました。ところが、直後にアメリカ本社から、新しく作られたポジションのオファーを受けることができた経験があります。人生は不思議な巡り合わせで成り立っています。時には、流れに身を任せることも悪くないかもしれないです。

EoF

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